注目の投手は、宮城大弥(24)と山下舜平大(23)の両者で、特に宮城は11日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでの先発が見込まれており、この試合を重要な調整登板と位置づけて臨んだ
試合は、宮城が2回から登板
初の中継ぎ出場であったが、難易度の高いシチュエーションでも冷静さを保ち、しっかりとピンチを切り抜けた
しかし、2回には楽天・武藤に同点打を浴び、続く3回にも再びピンチを迎える場面があった
それでも、最後は外角に直球を決めることで、浅村を見逃し三振に仕留めることに成功
監督の岸田は「全然心配なく、大丈夫だと思います」と信頼を寄せた
一方、4回から登板した山下も好投し、2回1安打無失点、1奪三振の成績を残した
今季は腰のコンディション不良から苦しんでいたが、この日の最速157キロを記録し、本来の実力を示した
オリックスは、この試合を白星で飾り、最終成績は74勝66敗3分けの貯金8となった
岸田監督は「勝ちで締めくくれて良かった
(CSに向けて)順調だと思うので、あとは思いっきりぶつかっていくだけ」とCSへ向けての士気を高めていた
若き2本柱である宮城と山下が、これからのシリーズに向けた準備を整えたことは、オリックスにとって大きな収穫だ
オリックスがレギュラーシーズンを勝利で締めくくったことは、チームにとって大きな自信につながる。若手投手たちがしっかりと結果を残し、今後のクライマックスシリーズでも期待が持てる。特に、宮城の中継ぎ登板と山下の復調は、ファンにとっても安心材料だろう。若い力がチームを支える姿は、今後の活躍に期待を膨らませる。
キーワード解説
- レギュラーシーズンとは?:プロ野球における公式戦の通常のシーズンで、各チームが定められた試合数を行い、順位を争います。
- クライマックスシリーズ(CS)とは?:プロ野球において、レギュラーシーズンの上位チームが postseason(ポストシーズン)で戦うトーナメント形式のシリーズです。
- 中継ぎとは?:試合中に先発投手の後に登板し、チームをサポートする投手のことを指します。
- 奪三振とは?:打者を三振にすること、つまり三つの球を振らせずにアウトにすることを意味します。
- 本塁打とは?:バッターが打ったボールがフェンスを越えることによって、得点を記録することをいいます。

