広島・矢野雅哉がフェニックス・リーグ参戦を通じて打撃再生を目指す

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広島の矢野雅哉、フェニックス・リーグへの参戦を決意

逆襲はもう始まっている

広島東洋カープの内野手矢野雅哉選手(26)は、10月6日開幕の「みやざきフェニックス・リーグ2025」に志願して参戦することを表明した

昨シーズンは遊撃手のレギュラーを獲得したものの、今シーズンでは打撃不振に悩み、終盤は代打や守備固めとしての出場が増えるなど苦しい日々を送った

矢野選手は、シーズン終了後すぐに宮崎県日南市に向かい、フェニックス・リーグで行われる全18試合に参加する

また、彼は広島での秋季練習ではなく、実戦を通じて自らの課題を見つけることを選択した理由について語った

「悪いことばかりだったので、フェニックス・リーグで自分の土台をまた作り直したい」と意気込みを見せた

今シーズンの成績は厳しく、出場112試合で打率はわずか0.208、1本塁打、19打点となった

昨シーズンの打率は0.260で、ゴールデングラブ賞も受賞しており、守備力には定評がある

しかし、打撃力が伴わなければレギュラーとしての出場は難しいと再認識せざるを得なくなった

矢野選手は昨年も134試合に出場し、打撃フォームを改良することでスイングの強化を図ったが、その結果、無理に振ってしまい凡打が増えるという悪循環に陥った

最近、ヤクルト戦で6月以来の適時打を記録するなど、打撃再生の兆しが見え始めていることから、フェニックス・リーグでの活躍を期待されている

新井監督は選手たちに対し「来シーズンはもう始まっている」と励まし、矢野選手もこの機会を最大限に活用し、今季の悔しさを晴らすために努力を続ける意向を示している

矢野選手のフェニックス・リーグへの志願は、彼の真剣な姿勢を示しており、今シーズンの課題を克服しようという強い決意を示しています。実戦を通じて自らのバッティングスタイルを見直し、レギュラーを再度奪い取るための力強い努力が期待されます。
キーワード解説

  • フェニックス・リーグとは?:若手選手やまだ実力を発揮できていない選手が実戦経験を積むために開催されるリーグ。
  • ゴールデングラブ賞とは?:プロ野球において、守備に定評のある選手を表彰する賞。
  • 打撃フォームとは?:選手がボールを打つときの身体やバットの使い方のこと。
  • スイングとは?:バッターがバットを振ってボールを打とうとする動作。

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