日本ハム・清宮幸太郎選手が語る新庄監督との関係と次のステップについて

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日本ハムの内野手、清宮幸太郎選手は、6日にエスコンフィールドで行われたレギュラーシーズンの総括取材にて、続投が発表された新庄剛志監督への思いを明らかにした

清宮選手は新庄監督との出会いにより、出場機会が増え、才能を開花させたと語り、彼を「師匠」と位置付けている

しかし、今季は主力選手としての自覚が求められる場面も多く、苦言も受けたという

特に印象に残っているのは、ペナントレースの佳境を迎えていた9月6日のオリックス戦での出来事だ

試合は1-1の状況で、清宮選手は二走として出塁していたが、右飛で帰塁できず、併殺となる痛恨の走塁ミスを犯した

新庄監督は、清宮選手のミスについて「勝てるものも勝てない」とし、厳しい言葉を投げかけた

この際のリクエストは行わず、自身の判断に任せたが、ミスは選手の成長に欠かせない教訓として受け取られた

清宮選手はこの出来事を振り返り、監督からの苦言が自分のプレーがもたらした結果であることを理解したと語った

清宮選手は今季の成績において、138試合に出場しキャリア最多を記録

新庄監督が就任した2022年からは4年連続で2桁本塁打を達成しており、その成長ぶりが期待されている

また、「早く優勝したい」という意気込みを新たにし、今後の活躍を誓った

来る11日からはオリックスとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが本拠地で行われる

清宮選手は短期決戦の特性を意識しながら、一戦一戦を全力で挑む意気込みを表明した

清宮選手のインタビューを通じて、チームのリーダーシップや選手間のコミュニケーションの重要性が浮き彫りになった。特に、厳しい指導が選手の成長にどれほど価値があるかを再確認できたことは貴重な要素だ。今後の彼の成長が更に楽しみである。
キーワード解説

  • 走塁ミスとは?:野球において、走塁ミスとは、選手がベースを回る際に適切な判断を欠き、アウトになってしまう行為を指します。
  • ペナントレースとは?:プロ野球シーズン中に行われる全チームによるリーグ戦のことを言います。優勝チームが決まる重要な戦いです。

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