巨人・リチャード選手が練習試合で存在感を示す、クライマックスシリーズに向けた準備が進む

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◆練習試合 巨人6―2SUBARU(6日・東京ドーム) 東京都内の東京ドームで行われた練習試合において、読売ジャイアンツのリチャード内野手が2安打2打点の好成績を収め、チームの勝利に貢献した

スタメンの「5番・一塁」として出場したリチャードは、試合の初回に1死満塁の場面で左翼線へ適時二塁打を放ち、先制点をもたらした

このヒットにより、リチャードは試合全体での存在感を強く印象付けた

リチャードは試合後、「打てて良かった」と振り返り、自身のパフォーマンスに満足感を示した

彼の活躍は、11日から始まる横浜DeNAベイスターズとのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージに向けた調整として期待される

昨年、リーグ優勝を果たしたものの、CS最終ステージでDeNAに敗れてしまった巨人

この際、4番打者の岡本選手が計4度、申告敬遠され、対戦相手に勝負を避けられたことで打線が分断された

これが得点力不足につながる要因となったため、今回のCSにおいても、岡本選手の後ろを打つ5、6番が打線の鍵を握る存在と考えられている

リチャード選手や岸田選手が5番候補として挙がる中で、阿部監督は「リチャードの5番起用の可能性があるかもしれない」という考えを示した

今季、リチャードはキャリアハイの11本塁打を記録するなど、その成長を確かなものにしている

試合後、リチャード選手は「背伸びできないんで、やれることをやってバット振るだけです」と冷静に語り、CSに向けた意気込みを覗かせた

これからの行動に注目が集まる

今回の練習試合でリチャード選手の活躍が際立ったことで、クライマックスシリーズに向けたチームの戦略も色濃く表れています。過去の反省を活かし、特に岡本選手の後ろを打つ打線の重要性が再認識されている中、リチャード選手がどのようにチームに貢献できるかが注目されます。彼の発言からも、自身の役割を理解し、冷静に試合に臨んでいる様子が伺えます。
キーワード解説

  • リチャードとは?プロ野球の選手で、巨人に所属する内野手。打撃力が高く、シーズン中に11本塁打を放つなど、成長を見せている。
  • クライマックスシリーズとは?日本プロ野球のプレーオフ制度の一つで、リーグ優勝チームとその後の順位に応じたチームが争う。優勝を決める重要な試合となる。
  • 申告敬遠とは?野球のルールの一つで、ピッチャーが対戦相手の打者に対して意図的にボールを投げないことを示す。特定の選手を避ける戦略として使われる。

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