阪神、ハンファに快勝!前川選手の活躍でCSに向けた弾みをつける

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◇フェニックスリーグ 阪神9-1韓国・ハンファ(2025年10月6日 アイビー) みやざきフェニックス・リーグが6日、宮崎県で開幕した

阪神タイガースは韓国・ハンファイーグルス戦において、9対1で快勝した

この試合では、5番・左翼として先発出場した前川右京外野手(22)が初回に右前へ先制打を記録し、藤川球児監督(45)に強いアピールをした

前川にとって、このフェニックス・リーグは調整の場ではなく、15日に始まるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)に向けた重要な戦いの場である

その意気込みが最初の打席に見て取れ、初回2死一、三塁の場面で広く空いた一、二塁間を狙い、きれいに抜けるヒットを放った

これにより、左翼争いでの先制パンチを打った形だ

前川選手の言葉

試合後、前川選手は「思い切って打ちにいけた

他の打席は中途半端になってしまったので、そういう打席では結果が出ないと思う」と反省の言葉を口にした

残りの4打席では凡退したものの、韓国・ハンファの投手陣は初対戦であり、「データがない中で難しいが、その場その場で対応したい」と話した

クライマックスシリーズへの期待

ファイナルSの対戦相手はDeNAか巨人か、またそれに伴う投手も未知数であることから、前川選手の存在感は増している

過去3シーズン、左投手に対しての打率が高く、特に今年のレギュラーシーズンでは左腕において264の好成績を残している

最近のヤクルト戦では今季初ホームランも打ち、調子は上向きだ

藤川監督の評価

若手中心のメンバーで構成された韓国チームから15安打9得点で圧勝を収めた阪神の藤川監督は、「選手がパフォーマンスを残そうとしていることは必ず結果に表れてくる」と選手たちを高く評価した

コンディションについては「いい方向に向かっていると思う」と話した

前川選手の今後の抱負
前川選手も「結果よりも内容」を重視し、納得のいく打席数を増やしてからCSに臨む意気込みを語った

「打席に入る前の準備を大切にしたい」と意気込みを示し、このフェニックス・リーグを出発点にして日本一を目指す姿勢を見せた

今回の阪神タイガースと韓国ハンファイーグルスとの親善試合は、前川選手の先制打を含む若手選手の活躍が光りました。彼の存在感とチーム全体の調子がCSに向けた良い弾みになることが期待されます。特に、前川選手の自己評価や意気込みには、自身の成長への真摯な姿勢がうかがえます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:プロ野球における注目のポストシーズンとして、各リーグの上位チームが争うプレーオフ形式の大会です。
  • 左翼とは?:野球のフィールドでのポジションで、外野の左側を守る選手のことを指します。
  • 先制打とは?:試合の開始時点で、最初に得点を挙げることができるヒットのことを指します。

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