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ロッテのドラフト3位・一條力真がフォークを武器にプロ入りを果たす

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◆ ロッテのドラフト3位指名選手、一條力真(東洋大)は、フォークボールを武器にしている

昨年12月4日の新入団選手発表会では、「落差の大きいフォークボールが自分の持ち味」と自信を持って語り、三振を狙う姿勢をアピールした

一條は大学4年間でフォークボールを特徴的に磨いてきたと述べ、「特に意識してきたことはなく、狙いを定めることが大切」と答え、投球の際の心構えを明かした

一條が扱うフォークボールには、カウントを稼ぐためのフォークと、三振を狙うためのフォークの2種類がある

映像で注目を集めたのは、140キロ台前半で落ちるボール

彼はそれを「スプリット」とも呼んでおり、こちらも習得に努めている

◆ プロ入りを果たした一條が一軍で成功を収めるためには、どのようなスキルが必要かも整理されている

「リリーフ投手としての役割を考えており、球速を上げることが必須です

さらに、フォーク以外の変化球も磨いていきたい」と語った

プロでの彼の目標は、大学時代に多投していたフォークボールを信じつつも、ツーシームを含む新しい投球を取り入れていくことだ

ストレートの球速についても意欲を見せており、「ストレートも自分の武器だ」と自信を持って語った

一條の成長には期待が寄せられる

◆ 一條は、プロでの先輩となる佐藤都志也(ロッテ)の存在を頼もしく感じている

同じ大学(東洋大学)出身の佐藤とは、今後バッテリーを組むことへの期待を膨らませている

東都大学野球リーグでは、さまざまなプロ野球選手が輩出されており、一條自身もその中で輝く選手になりたいと考えている

彼は同級生の岩崎(峻典・ソフトバンク)に負けないように努力していく意向を示している

春季キャンプが2月1日に始まり、プロの選手としての新たな生活がスタートする

一條は「フォークとストレートの特長をしっかりアピールし、目に留まればいい」と願っている

▼ 一條力真
  • 背番号:41
  • 生年月日:2003年2月10日生
  • 守備位置:投手
  • 身長 / 体重:190センチ / 90キロ
  • 投 / 打:右 / 左
  • 経歴:常総学院高-東洋大-ロッテ(ドラフト3位)
取材・文=岩下雄太一條力真選手の奮闘は、プロ入りする他の新入団選手にとっても良いお手本となる。特にフォークボールは魅力的であり、リリーフとして活躍する意欲と可能性に期待が高まる。数字ではなく、彼自身の進化を見守ることが楽しい。
キーワード解説

  • フォークボールとは?:フォークボールは、主に後半に急激に落ちる変化球であり、打者に空振りを取ることが目的で使われます。
  • ツーシームとは?:ツーシームは、スライダーやストレートとは異なる、投手がボールを握る方法で、バッターが打ちにくい変化をもたらす役立つ球種です。
  • リリーフとは?:リリーフは、先発投手が降板した後に登板する投手のことを指し、試合の状況を引き継ぐ重要な役割を担います。

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