巨人・平内龍太がアンダースローを初披露、杉内コーチがその実力を評価

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巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は、10月7日に行われた東京ドームでの社会人チーム・ヤマハとの練習試合を振り返り、無失点リレーを繋いだ投手陣に感謝の意を示した

この試合で先発した平内龍太(27)は、2回を無失点に抑える抜群のピッチングを見せた

特筆すべきは、前回の中日戦で初めてお披露目したアンダースローの投球スタイルだ

平内は、試合の初回に先頭打者に対し初球からアンダースローを実演し、その後も上手投げ(サイドスロー)とアンダースローを混ぜ合わせることで、相手打者を巧みに翻弄した

杉内コーチは「平内は、相手を打ち取るために考えてやっており、それを否定するつもりはない」と、彼の試みを称賛しつつ、アンダースローが「一つの変化球が増えたようなものであり、いつでも使えるようになれば彼の武器になる」と期待感を示した

試合は平内の好投から始まり、続いてマルティネス、大勢、中川、ケラーの各投手がそれぞれ1イニングずつ登板し、全員が無失点で試合を締めくくった

杉内コーチは「今日できる100%でみんなが臨んでくれた

クライマックスシリーズ(CS)に向けてもっと気持ちが入ると思います」と今後のCSでの活躍に期待を寄せた

なお、CSでの先発が予定されている田中将の調整登板は、8日に予定されているみやざきフェニックス・リーグ 韓国・ハンファ戦(清武)となると明言された

今回の練習試合で平内龍太が見せたアンダースローは、彼の投球スタイルに新しい要素を加える重要な試みです。杉内コーチが評価したように、場面によって使い分けることで、より複雑な投球が可能になるはずです。CSに向けての準備が進む中、他の投手陣も含めて、チーム全体が成長していることを実感させる試合でした。
キーワード解説

  • アンダースローとは? アンダースローは、投手が腕を下ろした位置からボールを投げる投球スタイルで、反対の上手投げに比べて球の軌道や回転が変わるため、打者にとっては打ちにくい投球となることが多い。
  • 無失点リレーとは? 無失点リレーは、複数の投手が登板し、相手チームに点を与えないことを指す。特に緊張感のある試合での無失点は、チーム全体の士気を高める要素となる。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは? クライマックスシリーズは、日本のプロ野球におけるポストシーズンのプレーオフ形式であり、レギュラーシーズンの成績に基づいて上位チームが対戦し、優勝を争う。

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