オリックス岸田監督がCSファーストステージに向けた意気込みを語る

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オリックス・バファローズは、11日から始まる日本ハムファイターズとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに向けて、7日に京セラドームで全体練習を行った

この練習後、岸田護監督は「いい選手を使っていく」と選手起用に自信を見せ、さらには「3位だったんで下克上という言葉になってしまう」とチームの立場を認識しつつも、挑戦する姿勢を強調した

短期決戦においては一発勝負の感覚が重要となり、岸田監督は「勝ち上がれるように失敗を恐れずに立ち向かっていく

チャレンジャーですから思い切っていくしかない」と気合いを入れた

ファーストステージからの挑戦は2014年以来、11年ぶりとなる

岸田監督は、「今年は短期決戦なんで、初回に点が取れたら流れがこちらに来るでしょうし、そうでなくても粘ってやっていくしかない

攻めないといけない」と、先制点の重要性を強調した

また、来季からコーチ兼任で現役を続行する平野佳寿投手も帯同しており、「経験は誰より勝るし、何を言ってもほぼほぼ正解でしょうからチームのためになる

背中で引っ張ってくれる」と岸田監督は信頼を寄せ、その存在がリリーフ陣にとって精神的な支柱になると期待している

オリックスは日本ハムとシーズン中に対戦成績が12勝12敗1分けと互角の成績であり、選手たちの活躍に期待がかかる

岸田監督は、「細かいこともあれば大胆な打者もいる

レイエスもホームラン(32本)を打っている」と相手チームの選手について言及し、彼らに対する警戒も忘れない

短期決戦での命運は、一瞬のプレーや流れの変化によって決まるため、岸田監督は「勢い負けしたら負けでしょう」と語り、運も重要な要素であることを強調した

オリックスの岸田監督がCSファーストステージに向けた意気込みを語ったことは、チームの士気を高める重要な要素である。選手たちの実力が試される短期決戦において、流れを引き寄せるための先制点がどれだけ重要かを監督が強調している。平野選手という現役選手のコーチとしての経験が加わることで、チームにさらなる厚みが出ることが期待される。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは? 日本のプロ野球で行われるプレーオフのことを指し、各リーグのチャンピオンシップの後に行われる。
  • 下克上とは? ランキングや地位において劣る者が、上位の者を倒すことを意味する言葉。
  • 短期決戦とは? 特定の試合数で勝負を決める形式で、通常は各試合が重要な意味を持つ。
  • ブルペンとは? 試合中に控え投手が準備をするエリアのこと。
  • リリーフとは? 先発投手が投げ終わった後に投げる投手で、試合の流れを引き継ぐ役割を果たす。

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