このトレーニングでは、室内での打撃練習にも力を入れ、投球時の平均球速の向上を狙っている
畠は、「昨年は中継ぎとして登板していたため、平均球速が低下してしまった
先発登板した時の方が球速が速かった理由を探っている」と述べ、自己改善に取り組んでいることを語った
打撃練習が投球に与える影響
左打ちの畠は、投手としての経験から「(左打ちは右投げの選手にとって)逆回転に整う感覚がある」と説明打撃練習を通じて、自身の投球にも良い影響があると信じている
さらに、年明けから取り入れた打撃トレーニングにより、最速156キロを記録した直球をさらにグレードアップさせる考えだ
自主トレーニングの意義
自主トレーニングは、選手が自分のペースでトレーニングを行うことができる重要な期間であるコーチやチームメイトと異なる練習メニューを選ぶことによって、選手は個別に弱点を克服し、強化したいポイントに焦点を当てることができる
このような自主的なトレーニングは、シーズン中のパフォーマンスに直結するため、特に重要視されている
阪神の畠選手が自主トレを通して球速向上に挑む姿は、選手の自己改善と成長に向けた強い意志を感じさせる。打撃に取り組むことで得られる感覚が投球にも良い影響を与え、さらなる成長を期待させる。
キーワード解説
- 自主トレーニングとは?:選手が自己管理のもと、コーチやチームの指導を受けずに行うトレーニングのこと。
- 平均球速とは?:選手が投げる球の速度の平均値。投手のパフォーマンスを評価する重要な指標の一つ。
- 打撃練習とは?:投手がバッティングを行うことで、野球のプレーの幅を広げたり、自身の感覚を研ぎ澄ませるための練習。

