広島新井監督、シーズン最終戦の発言について謝罪と優勝への決意を表明

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広島東洋カープの新井貴浩監督(48)は、8日、マツダスタジアム内にある球団事務所を訪れ、チームのオーナーに報告を行った

この日の囲み取材では、シーズン最終戦後のセレモニーでの発言について意図を説明し、「言葉足らずだった」と謝罪した

新井監督は、10月4日の今季最終戦後にファンの前で、今シーズンの反省や次のシーズンへの意気込みを述べた際に、「変わろうとするとき、また新しい力が生まれるとき、必ず苦しみが生じます

来年以降もこの苦しみは続いていくと思います」と表現したことにより、球場内がざわつく場面が見られた

ファンの中には怒号の声が上がるなど、選手やスタッフへの不安を表明した様子もあった

この発言を受けて、新井監督は「私の言葉足らずで、ちょっとみなさまにはご心配をかけたかもしれない」とコメント

その上で、「優勝を目標にやっていくのは当然のこと

そこに向かって、今シーズン以上に厳しい道のりになるかもしれないけど、絶対に頑張ります、優勝を目指しますという気持ちだった

私の言葉足らずで心配をおかけして、この場を借りて謝りたい」と強く語った

この日行われたオーナー報告では、来シーズンも監督を続投することが正式に決定し、就任1年目からの優勝を目指す方針に変更はないとの意思が示された

新井監督の言葉が引き起こしたファンのざわつきは、選手への期待感を表しているとも言えます。監督が言うように、優勝を目指すためには忍耐期間も必要ですが、その途中でのコミュニケーションが大切です。今後のチームの方針が明確になったことで、ファンも安心して応援できるでしょう。
キーワード解説

  • オーナー報告とは? - チームの経営者に対して、チームの状況や今後の方針を報告することです。
  • セレモニーとは? - 特別な意味を持つ行事やイベントのことを言います。試合終了後のセレモニーは、選手やファンが触れ合う大切な時間です。
  • 優勝を目指すとは? - 競技や大会で最も優れた成績を収めることを目指して努力することを指します。

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