巨人・山崎伊織がCS先発に向けて緊張の投手練習を実施

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巨人の山崎伊織投手(26)は、8日にジャイアンツ球場で行われた投手練習に参加し、クライマックスシリーズ(CS)での先発登板に向けた入念な調整を行いました

クライマックスシリーズは、日本プロ野球におけるポストシーズンの一部で、上位チームが対戦して日本シリーズへの進出を争います

この日は、先発が見込まれる戸郷や横川らが宮崎県内で開催されているフェニックス・リーグに参加していたため、山崎は一人で球場入りしました

トレーナーやコーチ陣と共に、キャッチボールや軽いダッシュを行い、調整に励みました

山崎投手は、ファーストステージ第1戦(11日=横浜)での先発が予定されています

「集中しすぎてもダメなので、練習中に徐々に集中する場面を増やしている」と、その調整のポイントを明かしました

また、「今日投げた感覚はすごく良かった

日に日に状態が良くなっているので楽しみ」と自信を覗かせました

昨年、彼は自身初のCS登板を果たし、チームが崖っぷちに立たされた第5戦でDeNAに対して7回途中無失点の素晴らしいピッチングを見せ、勝利に貢献しました

この試合では、CS初勝利を挙げると共に、チームを救ったという経験があります

「正直、めちゃめちゃ難しかった」と当時を振り返っています

昨年はリーグ首位としてCSを勝ち上がったものの、3位のDeNAに下克上を許し、日本シリーズ進出を逃した経緯があります

今年はその立場が逆転し、3位からの下克上を狙うシーズンとなりました

山崎は「去年の横浜を見たら、短期決戦は勢いが大切だと思う

今年はジャイアンツが勢いをつけて上がるために、まずは自分が先陣を切りたいと思います」と力強く語りました

彼の言葉には確固たる自信が伺え、チームを勢いに乗せる快投が期待されています

この記事からは、山崎伊織選手が自身の成長と自信を示しながら、来るべきクライマックスシリーズへの意気込みを語っていることが伝わってきます。特に昨年の経験が生かされているのは印象深く、チームの勢いを大切にする姿勢も感じられます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?東日本と西日本それぞれのリーグで1位から3位までのチームが出場し、勝ち抜いて日本シリーズ進出を目指すトーナメント形式の試合です。
  • フェニックス・リーグとは?主に若手選手や故障から復帰した選手を対象にした春季の練習試合で、選手の調整や育成を目的としています。
  • 下克上とは?スポーツなどで、通常とは逆の立場の者が勝利することを指します。この場合、順位が下のチームが上のチームに勝つことを意味します。

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