青森山田シニア、秋季新人東北大会で3連覇達成

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<中学硬式野球・日本リトルシニア東北連盟:第47回秋季新人東北大会 青森山田シニア1-0東北楽天シニア>◇決勝◇4日◇グリーンスタジアムよこて 青森山田シニアが東北楽天シニアとの接戦を1-0で制し、大会3連覇を成し遂げた

エース成川蒼空投手(2年)が好救援で勝利を演出

東北王座を守り抜いた

試合の内容と成川投手の活躍

エースの貫禄は圧巻だった

成川は「5番中堅」でスタメン出場

強敵相手に苦しむ投手陣の背中を見ながら、「自分が止めなくてはいけない」と感じたという

3回1死満塁の場面でマウンドに上がり、リードは1点のみだったが、冷静に投球

2者連続三振を奪い、流れを青森山田へ引き寄せた

試合を通して被安打1、最後まで投げきった成川選手は「先輩たちが成し遂げてきた結果を止めたくない一心でした」とコメントした

チームパフォーマンスと監督の評価

この大会で青森山田シニアは全5試合で僅か3失点という堅守を見せ、準決勝以降では完封勝利を収めた

中條純監督(34)は「新人チームとしては良く守ってくれたと思います

いい形でスタートできました」とうなずき、選手たちの成長を称えた

そして「再び全国の頂点へ」を目指す意気込みを表明した

全国への道のりと課題

21、22年と日本リトルシニア選手権を連覇した青森山田シニアだが、日本一からは遠ざかっている

指揮官は「まだまだ全国で勝てるチームではないのが現状です」と現実を踏まえる一方で、自チームのレベルの高さを肌で感じていると語った

特に課題は攻撃面で、今大会の計28得点は順調とも言えるが、決勝戦では1得点のみ

監督は「攻撃力や得点の引き出しが少ない印象です」と分析した

未来に向けての誓い
青森山田シニアは「この冬は1つ1つのプレー精度、全体的なパワーアップで、日本一にふさわしいチームを目指してやっていきたい」と意欲を示し、また「隙のない野球」の実現に向けて、私生活からの改善にも取り組む姿勢を見せている

青森山田シニアの3連覇達成は、選手たちの頑張りと監督の指導の賜物である。特に成川選手の活躍は、多くのファンに希望を与えただろう。今後の成長と全国への挑戦が楽しみである。
キーワード解説

  • エースとは?: エースとは、チームの中で最も優れた選手、特に投手を指し、試合で重要な場面で起用されることが多い選手のことを言います。
  • 完封勝利とは?: 完封勝利とは、相手チームに1点も与えずに勝つことを指し、投手の力がチームの勝利に大きな影響を与えることを示しています。
  • 日本一とは?: 日本一とは、全国大会で優勝することを指し、スポーツにおいては最も高い栄誉とされています。

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