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昭和のプロ野球を彩った東尾修氏、記憶に残る軌跡を振り返る

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昭和後期のプロ野球に著しい足跡を残した偉大な選手、東尾修氏の功績が、アナウンサー界のレジェンド・德光和夫氏によって取り上げられました

番組『プロ野球レジェン堂』では、かつての名勝負や裏話に加え、王貞治氏と長嶋茂雄氏との関係、さらには「デッドボール」とされるピッチングについて語られました

通算247敗…負け数は誇り

東尾氏は、20年間の現役選手としてのキャリアの中で通算251勝を挙げましたが、その一方で247敗を記録しました

この数字は歴史的に見ると多い部類に入りますが、東尾氏はこの記録を誇りに思っていると語っています

彼の入団時、プロ野球界では著名な事件である“黒い霧事件”が発生し、これにより多くの選手が離脱しました

この状況により、東尾氏は早い段階で一軍に駆り出される機会を得たと彼自身が回顧しています

歴代最多165与死球…強気の内角攻め

東尾氏が記録した165のデッドボールは球史に名を刻むもので、彼自身は打者に対して強気で内角を攻めるスタイルを貫いてきました

東尾氏は、デッドボールは彼の意図ではなく、コントロールが良いために生じたものであると主張しています

彼は過去の試合で、バッターがそのコントロールに敬意を表し避けられなくなったエピソードも話しました

時には、意図的にデッドボールを投げたこともあったと語っていますが、その行動には特別な理由があったようです

東尾修氏のインタビューを通じて、プロ野球の深い歴史や、選手同士の関係性、そして試合の背後にある真実に触れることができました。特に、デッドボールの多さに対する彼の見解は興味深く、選手としての矜持を感じさせるものでした。昭和のプロ野球には冒険心、危険を伴う魅力があったことが伺えました。
ネットの反応

東尾修氏に関するコメントは、彼の投球スタイルや与死球の記録について多様な意見が寄せられています

特に「喧嘩投法」と称される彼の投球スタイルに対する感心が感じられます

コメントの中には、彼のシュートやスライダーでバッターを翻弄していた様子や、彼がプロ野球界でどれほどの影響を与えたかが語られており、多くのファンが彼の技術を高く評価しています

「あのコントロール、神業」との声もあり、その卓越した技術が多くの選手に模範とされてきたことが伺えます

また、ライオンズの低迷期でも残した数字の素晴らしさに驚くコメントもあり、西武の黄金時代にもっと早く活躍していればと惜しむ声も聞かれました


 さらに、東尾氏がかつて読売の原辰徳選手と対戦した際に見せた投球術や、内角球を駆使して打者を抑える様子が印象的だったとのエピソードも多くの人にシェアされています

「打席の内側に立つ打者には内角球でのけぞらせ、その次の打席でも当てる」という具体的な技術の話も、多くのファンとの共感を呼び起こしました


 また、東尾氏のキャリアにおける同僚や先輩選手とのエピソードも印象深いです

加藤初氏との共闘や、共に投球を支え合った日々が描かれており、彼の人柄やチームと言う側面も感じられるコメントが多かったです

「嘘みたいには思われないかもしれないけど、どっちが先発するかをジャンケンで決めた」とのエピソードも、彼らの関係性を物語っています


 総じて、東尾修氏に対するコメントは彼の卓越した才能や、彼が築いてきた歴史についての感心が示されています

ライオンズを代表する選手として、多くの人々に愛され続けていることが明らかです

ネットコメントを一部抜粋

  • 東尾さんのあのコントロール、神業ですよ。
  • 低迷期のライオンズでこの数字は素晴らしいですね。
  • 日本シリーズで対戦した読売原辰徳にバッティングさせなかったもんな。
  • あれだけコントロールのいい投手が急に甘い球を投げて打たれる、どう考えてもおかしい。
  • 東尾さんにこそ、ミスターライオンズの称号が相応しい。
キーワード解説

  • デッドボールとは?:野球において、打者が投球によって身体に当たることを指します。その際、投球がボールである限り、打者は一塁に進むことができます。
  • スライダーとは?:野球の投球技術の一つで、横にスライドするような軌道を持つボールを指します。打者にとって判断が難しく、打ちにくい球種とされています。
  • 黒い霧事件とは?:1960年代から1970年代にかけて、プロ野球界において発生した八百長や賭博の事件を指します。この事件により、多数の選手が永久追放され、信用が失墜しました。
  • 内角攻めとは?:投手が打者の身体に近い(内側)のゾーンに球を投げることを言います。これにより、打者の打撃リズムを崩すことが狙いです。

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