試合は初回に阪神のヘルナンデスが適時打を放ち、先制点を奪いましたが、その後、先発投手の村上が2回に3連打を浴び同点に追いつかれます
村上は2回を投げ、4安打1失点で降板し、その後の投手陣は高橋と及川が無失点で抑えましたが、ドリスが7回に自身の暴投で勝ち越しを許しました
阪神打線は2回以降に4度、先頭打者が出塁するも、いずれもチャンスを生かせずに追加点を奪えませんでした
しかし、試合の最後である9回に代打・原口が適時打を放ち、同点に追いつく粘りを見せました
村上はシーズン最終戦でも素晴らしい投球を見せており、10月2日のヤクルト戦では7回5安打2失点の成績で、セ・リーグ最多タイの14勝目を挙げました
今季の成績は14勝4敗、防御率2.10、144奪三振を記録し、リーグ三冠に輝く素晴らしいパフォーマンスを披露しました
一方、くふうハヤテの先発左腕・奥田も今季ウエスタンリーグで21試合に登板し、4勝9敗を記録
防御率は3.68とまずまずの成績を残しました
【スタメン】
| ポジション | 選手名 |
|---|---|
| 1番 セカンド | 高寺 |
| 2番 サード | 熊谷 |
| 3番 レフト | 前川 |
| 4番 ファースト | ヘルナンデス |
| 5番 ライト | 豊田 |
| 6番 DH | 糸原 |
| 7番 キャッチャー | 坂本 |
| 8番 ショート | 木浪 |
| 9番 センター | 島田 |
今回の試合は阪神の若手選手たちにとって貴重な経験になったでしょう。先発の村上投手は今季の最後を飾る意味でも重要な投球を見せましたが、打線の援護が不足していたのが残念です。若手選手が多く出場する中で、未来に向けての成長が期待される試合でした。引き分けという結果は悔やまれますが、同点に追いついた粘り強さは評価できるポイントです。
キーワード解説
- フェニックスリーグとは?:プロ野球の若手選手や州代表選手を対象にしたリーグで、実戦経験を積むための重要な場です。
- 先発投手とは?:試合開始からマウンドに立つ投手のことを指し、試合の流れを決定づける役割を果たします。
- 防御率とは?:投手が登板したイニング数あたりに許した自責点の平均値を表し、投手の能力を示す重要な指標です。
- 暴投とは?:投手が本来のストライクゾーンから外れた悪投を投げることにより、走者を進めてしまうことです。

