岡林勇希、侍ジャパン強化試合メンバーに選出
11月15日と16日に東京ドームで開催される侍ジャパンの強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」に、中日の外野手、岡林勇希選手が選出された岡林選手は、今シーズンにおいて12球団唯一の全試合フルイニング出場を達成し、168安打を記録、これにより自身2度目となる「最多安打」のタイトルも獲得している
この度の代表選出について岡林選手は「光栄なこと
変に気負わず、いつも通りやれたらいいかなと思います」と喜びのコメントを寄せた
チームはこの日より秋季練習を開始した
練習場であるバンテリンドームの外野には、来シーズンから新設される「ホームランウイング」の位置を示す白線が設置され、いよいよ“新球場仕様”でのトレーニングが行われた
具体的には、フェンスの高さが1メートル20センチ低い3メートル60センチに設定され、本塁からの距離も右中間・左中間でそれぞれ6メートル短縮され、110メートルとなる
岡林選手は、「東京ドームに近い感覚
フェンスが近い分、外野手としては勝負際が変わってくる」とその影響を分析し、「ポジショニングや投手の配球も変わってくると思うので、確認しながらやっていきたい」と述べた
また、今季の開幕投手を務めた高橋宏選手は「だいぶ狭くなる印象
もっとピッチャーの技術を上げないと勝てない」と危機感を示し、チームの調整に対する考えを語った
岡林選手が侍ジャパンのメンバーに選ばれたことは、彼の今季の活躍が評価された結果だと言えます。また、バンテリンドームの新たな環境での練習は、選手たちにとって今後の試合に向けた重要な調整の機会です。特に、フェンスが低くなり距離も縮まることで、攻守において様々な戦略が必要となり、選手たちの技術向上が求められています。
キーワード解説
- フルイニング出場とは？：選手が試合の全てのイニングに出場し、攻撃や守備の機会を完全にこなすことを指します。
- 最多安打とは？：シーズン中に選手が最も多くの安打を記録することを意味し、打撃力の指標の一つとなります。
- ポジショニングとは？：守備の選手がボールの動きに応じて立ち位置を調整することを指し、効果的な守備に不可欠な要素です。
- 配球とは？：投手が打者に対して投げる球種や配球の組み合わせを考えることで、相手を打ち取るための戦略の一部です。
