今季は2年目を迎えたケイ投手は、これまでに9勝を挙げ、防御率1.74という歴代最高の成績を記録しています
DeNAがファイナルステージに進出するためには、ケイ、東克樹投手(29)、アンドレ・ジャクソン投手(29)の3投手の活躍が鍵を握ります
ケイ投手は神奈川県横須賀市の球団施設でジャクソン選手とのキャッチボールを行い、体調を万全に整えている様子が見受けられました
今季の彼は24試合に登板し、9勝6敗という成績を残しましたが、その防御率はリーグ第2位
上位の阪神・才木投手の1.55には及ばないものの、DeNAの歴史に名を刻んだ1960年の秋山登が記録した1.75を更新しました
「体の調子は良い」と充実感を表している数値がそれを示しています
巨人戦においては、ケイ選手は今季5試合に登板し、2勝1敗、防御率2.12という良好な成績を収めています
特に、9月15日の対戦では126球を投げて完封を果たし、その勝利がチームを2位に押し上げました
DeNAはレギュラーシーズン中に巨人に対して9勝15敗1分けと負け越しでしたが、短期決戦では勝負に変化が生じる可能性があります
続いて先発すると見込まれるのは、今季10勝のジャクソン選手と、リーグ最多タイの14勝を挙げた東選手です
ジャクソン選手は7日の練習試合で無失点に抑え、充分な調整を行っています
一方、東選手は9月26日の巨人戦で投げた後、指先にまめができて出場選手登録を外れましたが、投球は既に再開しています
「中途半端なパフォーマンスで投げることは避けたい」と万全を期す姿勢を示しています
横浜スタジアムでのCS開催は2022年以来3年ぶりであり、ファイナルステージ進出を果たすために強力な先発陣が奮闘する姿が期待されています
今回のケイ投手の先発の可能性は、DeNAファンにとって期待が高まるニュースです。彼がキープしている今季の調子や成績を考えればチームにとって心強い存在となるでしょう。CSは短期決戦ですので、これまでの実績を元に、どのような戦いを展開するかが見どころです。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?短期決戦形式で行われる日本プロ野球のプレーオフで、各リーグの上位チームが年間チャンピオンを目指します。
- 防御率とは?投手が許した自責点を元に計算される指標で、低いほど優れた投手と言われます。
- 完封とは?試合の中で自チームに点を全く与えずに試合を終える投手の成績の一つです。

