元レッドソックス外野手マイク・グリーンウェルさんが62歳で死去 - 甲状腺がんとの戦いの末に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【ニューヨーク時事】米大リーグ、ボストン・レッドソックスで外野手として活躍したマイク・グリーンウェルさんが、62歳で死去したと9日、レッドソックスが発表した

グリーンウェルさんは、甲状腺がんを患っていたという

グリーンウェルさんは1985年から1996年までレッドソックスに在籍し、主に左翼手としてプレーした

彼は通算1269試合に出場し、1400本の安打を記録、打率は3割3厘、ホームランは130本という成績を残した

この数字は、メジャーリーグの中でも彼の実力を示すものだ

1997年には阪神タイガースに加入したが、日本でのキャリアは短く、わずか7試合の出場にとどまった

彼は「野球をやめろという神のお告げがあった」と語ったことが記憶に残る

引退後は、2008年にレッドソックスの球団殿堂入りを果たし、彼の功績は後世に語り継がれることとなった

マイク・グリーンウェルさんの死去は、米国の野球界において大きな衝撃をもたらした。特に80年代から90年代にかけて彼がレッドソックスで見せたプレーは、多くのファンに愛された。また、日本での短いキャリアも、その存在感を示すものであり、彼が語った言葉には野球への深い思いが込められている。
キーワード解説

  • 甲状腺がんとは?甲状腺というホルモンを産生する臓器に発生するがんで、体の代謝に大きな影響を与える。主な症状はのどの腫れや圧迫感、体重の変化など。
  • ホームランとは?野球で打者が球を打って、フィールドを越えてスタンドに飛ばすことを言う。得点が確実に入るため、非常に価値のあるプレー。
  • 球団殿堂とは?特定の球団やリーグで優れた成績を残した選手を称えるための場所。選手の功績を後世に伝える重要な役割を果たす。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。