正月のムードが消え、新たなシーズンへのカウントダウンがスタートしています
今季注目されるのは、海外フリーエージェント(FA)権を行使しオリックスに移籍した九里亜蓮の穴です
九里選手は昨季131回2/3の投球を記録しており、チームにとっては重要な先発投手でした
彼は、過去5年間で726回を投げた“イニングを食える”投手で、その影響はチームにとって大きな負担となっています
しかし、若手選手にとってはこれがチャンスです
昨季、先発陣には4人の柱が存在しましたが、新たに1枠空くことで、若手選手には3つのポジションが争える機会が訪れます
この新たなチャンスに、若手たちの目は輝いています
昨季1勝に留まった森翔平選手は、九里選手の移籍を大きなチャンスと捉えており、開幕ローテに入るための準備を整えています
彼は過去3年、キャンプやオープン戦でアピールに失敗し、シーズン途中での昇格となってしまったため、今年はその壁を破りたいという意気込みを見せています
また、同じく若手左腕の玉村昇悟選手も、飛躍を誓っています
高卒2年目の昨季には4勝を挙げ、期待が高まる中、今年4月には24歳を迎えます
昨季は2度の完投勝利も収めていますが、4勝に留まったため、更なる成長が求められています
新井監督も彼の可能性を高く評価しており、玉村選手は春季キャンプに向けて、捕手の坂倉将吾選手達とトレーニングを行っています
広島カープの若手選手たちがキャンプインに向けて活発な動きを見せていることは、チームの未来にとって非常に明るいニュースです。特に九里選手の移籍により生まれたチャンスを活かそうとする選手たちの意気込みが感じられます。若手が台頭することで、チーム全体の底上げが期待できそうです。
ネットの反応
広島カープの若手投手陣に関するコメントには、期待と懸念の両方が見受けられます
九里投手の移籍については、「抜けたのは痛いが他の投手群が優れている」との声があり、カープの投手陣に対する期待感が漂っています
また、玉村投手や常廣投手に対する具体的な意見も多く寄せられています
特に、玉村投手が昨年より成長しているとの見解や、常廣投手が基礎体力をつけることが鍵という意見があり、若手投手達が自己成長を楽しみにしている様子がうかがえます
さらに、アクシデントがなければ、玉村投手やアドゥワ投手、斉藤投手がローテーションに確定的であり、競争は厳しそうです
興味深いことに、若手が台頭することにより、大瀬良投手や床田投手といったベテラン投手にも影響が及ぶ可能性が示されています
コメントの中には「新たな競争が歓迎」の意見や、近い将来に若手がベテランを追い越してほしいとの期待もあり、刺激的なシーズンを迎えることが期待されます
一方で、投手陣に目が向く中、野手陣の得点力に対する懸念も挙げられています
これに関しては、野手のパフォーマンスがチーム全体に与える重要性を示唆しており、若手投手陣がどのように活躍できるか、今後のシーズンに注目が集まります
ネットコメントを一部抜粋
カープは中々良い投手がそろっているので期待できると思います
常廣・ドラ2佐藤は勿論期待しているが・・・
長いイニング食えるベテランで監督も重宝してるんだと思いますが…
若手同士で競い合って、久里の後を埋める投手が沢山出てきて欲しいですね
とにかく問題は野手に集中している。
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは?:選手が契約の満了後、他のチームと契約することができる権利のことです。
- イニングとは?:野球の試合において、攻撃と守備の一連の行動を指し、試合の進行を示す単位です。
- 完投とは?:投手が試合を最後まで投げ切ることを指し、チームにとって非常に重要な成果として評価されます。

