西武・今井達也投手、ポスティングシステム利用を希望しメジャー挑戦を表明

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西武ライオンズの今井達也投手(27)が10日に、今オフにポスティングシステムを利用して米メジャーリーグへの挑戦を希望していることを明らかにした

ポスティングシステムとは、MLBへ移籍を希望する選手が日本の球団から許可を得た上で、MLBのチームと交渉する制度である

この発表は、秋季練習の初日、ベルーナドームで代理人を伴って行われた広池球団本部長との話し合いの中で伝えられた

今井は「昨年と今年は、満足のいくシーズンだった

自分の全盛期がいつ来るかわからないので、そのチャンスを逃したくないと思っている」と語った

今季は自己最高の防御率1.92を記録し、3年連続での2桁勝利(10勝)を達成している

今井は続けて、「人生は一度きりなので、できることはすべてやりたい

挑戦することが好きで、できる時に全力を尽くしたい

どこまで通用するのか、自分の力を試したい」とその決意を表明した

ただし、今井は海外フリーエージェント(FA)権を持っておらず、ポスティングシステムを利用するには球団の同意が必要となる

広池球団本部長は「我々としては彼に残ってほしいとの思いがある

今後、慎重に検討していく」と述べた

今井投手がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を希望する決意を表明したことは、球団にとっても重要な課題です。彼の発言からは、自身の成長と挑戦の意欲が伝わってきます。メジャーリーグでの競争は熾烈ですが、今井投手が自身の力を試す良い機会になるかもしれません。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:日本の野球選手がアメリカのメジャーリーグに移籍する際に使用する制度で、球団の許可を得た上で選手とMLBのチームが交渉できる仕組み。
  • フリーエージェント(FA)権とは?:選手が特定の球団に縛られず、他のチームとの契約を自由に行う権利のこと。FA権を持つ選手は、移籍する際に自身の選択で新たなチームと契約できる。
  • 防御率とは?:投手が与えた失点の平均を示す指標で、低いほど良い成績とされる。例えば防御率1.92は、投手が9イニング投げた場合、平均して1.92点しか失点しないことを示している。

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