阪神・西純矢投手が野手転向を決意、育成契約へ

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阪神タイガースの竹内球団副本部長は、10日に兵庫県西宮市の球団施設で取材に応じ、西純矢投手が球団からの野手転向打診を受け入れたことを発表した

西は11日から2軍練習において野手としての練習を開始する予定であり、来季からは育成契約となる見込みだ

西純矢選手は、2019年のドラフトで1位指名を受けて阪神に入団し、これまでに通算12勝を挙げている

しかし、今シーズンは春季キャンプ中に右肘に違和感を訴え、2月28日に右肘関節鏡視下関節鼠摘出術を受けた影響で、今季の実戦復帰は果たせなかった

西選手は野手としての打撃センスも高く評価されており、高校時代には創志学園で通算25本塁打を記録し、U18ワールドカップでも2本のホームランを打った実績を持つ

プロ入り後も、2022年5月18日のヤクルト戦で初の完投勝利を挙げた際には、自らの打撃でも高橋選手からホームランを放っている

これまでのプロ通算成績は49打数11安打、打率は.224となっている

竹内副本部長は「西はポテンシャルを十分に感じさせる選手であり、ここにかけたいという思いがある

本人もやる気を見せてくれている」とし、今後の成長に期待を寄せている

西純矢投手の野手転向は、プロ野球界にとって大きなニュースであり、選手のポテンシャルを引き出すための新たな挑戦となる。肘のケガからの復帰を目指す中で、野手として新たなキャリアを築いていく姿勢には、多くのファンが期待を寄せるだろう。
キーワード解説

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