広島・坂倉将吾捕手が振り返る不本意な2025年シーズン

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広島・坂倉将吾捕手が振り返る不本意な2025年シーズン

広島東洋カープの坂倉将吾捕手(27)は、今季の自身のパフォーマンスを振り返り、納得できない一年だったと語った

春季キャンプ中に右手中指を骨折し、その後の試合復帰が遅れたことが影響し、今季の成績は期待に応えられなかった

坂倉選手は「うまくいかなかったし、納得のいかないシーズンでした」と語る

彼は3月の春季キャンプでのノック中に負傷し、その後手術を受け、4月下旬に1軍に復帰した

復帰に向けたリハビリでは早く試合に戻りたい気持ちが強く、手の部位の特性から慎重に進める必要があったが、復帰後も痛みを感じていた

「実際、二塁へのスローイングやバッティングに関して感覚のずれがあった」と坂倉選手は述べ、周囲からの「イップス」との声に否定しつつ、実力のバランスが崩れてしまったことを反省した

最終的には、自己最多の二塁打26本を記録したが、96試合の出場であったこと、また、7月にはヤクルト戦での懲罰交代も経験し、「最大の反省」と振り返る

チーム全体は2年連続でBクラスという結果に終わり、坂倉選手は「中心となる選手がいなかったことが最大の要因だと思う」と語った

現在、坂倉選手は3軍でトレーニングに励んでおり、来季に向けてバッティングとスローイングの見直しに取り組んでいる

このシーズン終了前に有意義な練習を行い、再起を図りたいと考えている

坂倉将吾選手が自身の2025年シーズンを振り返った内容は、選手としての努力と課題を浮き彫りにしています。骨折を乗り越えても、復帰後の感覚のずれやチーム全体のパフォーマンス不足に直面している現実には、選手自身の苦悩が感じられます。次へ向けた彼の意気込みにも期待が寄せられます。
キーワード解説

  • イップスとは?スポーツ選手が特定の動作に対して極度の緊張を感じ、自信を失ってしまう状態を指します。特に投手や野手に多く見られます。
  • 懲罰交代とは?選手の行動やプレーが監督の期待に応えなかった場合に行われる交代です。この交代は選手に対する警告としても機能します。
  • 春季キャンプとは?プロ野球チームがシーズン前に行うトレーニング・練習の期間。この時期に選手のコンディションを整え、戦略を練る重要な時期です。

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