DeNAベイスターズ、三浦監督がクライマックスシリーズ初戦に向けた意気込みを語る

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DeNA・三浦大輔監督、クライマックスシリーズ初戦を前に会見

2025年10月10日、プロ野球のクライマックスシリーズがついに開幕する

DeNAベイスターズの三浦大輔監督は、ファーストステージ初戦を控えた前日会見で意気込みを語った

昨年、阪神を相手に敵地甲子園での連勝を果たし、一気にチャンピオンシップの頂点に立った経験を胸に、三浦監督は再び同じ道を歩みたいと考えている

「今年のクライマックスは2位からスタートしますが、タイガースさんやジャイアンツさんにはシーズン中大きく負け越しております」と述べ、これまでの厳しい結果に対する逆襲の決意を表明した

具体的には、対阪神戦で8勝14敗3分け、対巨人戦で9勝15敗1分けという戦績が影響している

初戦勝利の鍵は先制点

三浦監督はファーストステージ突破のためには「初戦で勢いをつけることが重要だ」とし、特に「先制点を取ることが勝利に繋がる」と強調した

このシーズン、先制した試合の成績は51勝16敗4分と非常に良好であり、先に得点を重ねることの重要性が裏付けられている

初戦の先発投手にはアンソニー・ケイが起用される

監督はその理由について「シーズン中の成績も良く、特にジャイアンツ戦での相性が良い」と説明した

ケイは今シーズン155イニングを投げ、防御率は球団記録の1.74を記録しており、チームの安定感を象徴する選手である

相手との相性と打線の期待

初戦の相手となる山崎伊織投手は、今季DeNAにとって苦手な存在とされている

しかし、過去の対戦実績を振り返ると、後半戦では打線の調子が良く、前半と比較しても得点の期待が高まっています

監督は「全員が全てを出し切れるように準備をしていきます」と語り、選手たちの覚悟を強調した

退任を決めている三浦監督にとって、この戦いは特別な意味を持つ

最後まで全力でチームを引っ張り、素晴らしい終わりを迎えたいと考えている様子が伺える

取材・文・写真:萩原孝弘三浦大輔監督が率いるDeNAベイスターズがクライマックスシリーズ初戦を迎えるにあたり、厳しいシーズンの結果を振り返りつつ、先制点の重要性を強調した。監督の言葉からは、選手たちへの信頼と最後の戦いへの強い思いが伝わってくる。これからの試合に注目が集まる。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:プロ野球のポストシーズンに行われるプレーオフ形式の試合を指します。シーズンの上位チームが争い、最終的に日本シリーズ出場権を獲得します。
  • 先制点とは?:試合において、最初に得点を挙げることを指します。多くの場合、先制することで試合を有利に進めやすくなります。
  • 防御率とは?:投手が与えた失点数を基に計算される指標で、低いほど優れた投手とされます。特に防御率が1.74は非常に優秀な成績です。
  • ゲームメイクとは?:投手が試合を有利な方向に運ぶことを指します。特に先発投手が長いイニングを投げることで、中継ぎ投手の負担を減らすことが重要です。

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