クライマックスシリーズ前日会見での戦略発表、日本ハム新庄監督が意気込みを語る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年10月10日、エスコンフィールド北海道にて「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」の前日会見が行われました

この会見には、日本ハムの新庄剛志監督とオリックス・岸田護監督が出席し、初戦に向けた戦略や選手への期待を語りました

日本ハム・新庄監督のイニシアチブ

新庄監督は、オリックスの先発投手、山下舜平大の攻略に向けた具体的な戦略を語りました

「同じ福岡出身なので応援したい」と述べつつ、山下投手の制球力が高いため、「ストライクが来てもなかなか打てる投手じゃない」と警戒感を示しました

リリースポイントが狂うことを期待しつつ、選球眼を重視し、四球を増やすことがポイントであると強調しました

昨年の教訓を生かした待球作戦

昨年8月18日に対戦した際の経験を振り返り、新庄監督は「肩口からのカーブ以外は打つな」と待球作戦を徹底的に指示したことを回想しました

その結果、山下投手は多くの球を投じることになり、制球ミスを誘発しました

今回も同様の方針を取り、60球を打たせない作戦を計画しています

期待が高まる4番・清宮選手

さらに監督は、打線の要である清宮選手についても言及

「今、一番絶好調なんで、明日は4打数5安打ぐらい打ってほしい」と期待を込めて述べました

また、清宮選手がエラーをした場合に得点が入るとの発言も交えつつ、オリックスへの歓迎の意を示しました

岸田監督へのリスペクト
新庄監督は、岸田監督の指揮力についてもリスペクトを表し、「リーグ3連覇の経験から、勝敗で言えばオリックスに分がある」と冷静に分析しました

ファンが楽しめる試合を意識しており、1戦目の予想スコアは8-7、2戦目は4-3でどちらかが勝つことを願っています

この会見は、両チームの監督が将来の試合展望を語る重要な場であり、新庄監督の策略や選手への期待が興味深く感じられました。特に、昨年の対戦から学んだことを生かした意思表示は、戦略的なアプローチを強調しており、ファンにとっては楽しみな試合になるでしょう。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは? - プロ野球における日本シリーズ進出をかけたリーグ戦の終盤戦のことで、対戦チームが勝ち上がるために戦う特別な試合です。
  • 選球眼とは? - バッターがピッチャーから投げられるボールを見極め、打つべきか見逃すべきかの判断力のことを指します。
  • スクイズとは? - 走者がいる状態で、打者がボールをバントして、走者がホームに向かうことを目的とする戦術です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。