野球界を彩ったマイク・グリーンウェル氏、62歳で死去

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 米国メジャーリーグのボストン・レッドソックスや日本の阪神タイガースで活躍したマイク・グリーンウェル氏が、62歳で死去したことが、レッドソックスの公式サイトを通じて発表されました

彼は甲状腺がんで闘病しており、病との戦いの末の訃報です

輝かしい野球キャリア

 グリーンウェル氏は1985年にブレントン・レッドソックスでメジャーデビューし、外野手として12年間在籍しました

この期間、彼は2632試合に出場し、打率は.330、726打点、130本塁打、80盗塁という華々しい成績を残しました

阪神での短い挑戦

 1996年のオフには、3億5000万円という破格の年俸で阪神タイガースに入団しましたが、翌春のキャンプ途中に背中や腰を負傷し、一時帰国を余儀なくされました

1997年5月10日の試合では、自打球が右足甲を骨折するという不運に見舞われ、わずか7試合の出場で電撃引退を決断しました

引退後の活動

 グリーンウェル氏は野球界を引退後、不動産業に転身し成功を収めた後、2008年にはレッドソックスの殿堂入りを果たしました

海外の野球ファンにとっても、彼は尊敬される存在でした

球団からのメッセージ
 レッドソックスは公式SNSで、「我々はマイク・グリーンウェル氏の死に深い悲しみを感じています

彼は生涯を通じてレッドソックスのユニホームを着て愛される存在でした」と述べ、多くのファンと追悼を共有しました

 彼は1963年にアメリカ・ケンタッキー州で生まれ、1982年のドラフトでレッドソックスから3巡目で指名を受けました

身長183センチ、体重93キロ、右投左打の選手でした

マイク・グリーンウェル氏の死去は、野球界にとって大きな損失です。彼の活躍とその人柄は多くのファンに愛されており、特にレッドソックスでの記録は後世に語り継がれることでしょう。阪神での挑戦も忘れられず、短い活躍ながらも印象的でした。
キーワード解説

  • 甲状腺がんとは?
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