ヤクルト・池山隆寛新監督が就任会見で未来への意気込みを披露

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ヤクルト・池山隆寛新監督が就任会見で抱負を語る

東京・港区の明治記念館にて、ヤクルトの新監督に就任した池山隆寛氏(59)が10日に記者会見を行い、自身の意気込みを語った

複数年契約を結び、背番号は「88」となる池山新監督は、これまで6年間にわたり2軍監督を務めてきた経験を活かしたいと強調した

会見では、「今度は恩返しの番」と述べるなど、強い使命感が見られ、選手との「対話」を重視する姿勢も明らかにした

「笑顔」と「元気」があふれるチームを作り、「リーグ最下位からの巻き返し」を図るための陣頭指揮を執る決意を示した

会見時には、池山新監督は「緊張と、すごく嬉しい気持ちでいっぱい」と語り、自身の覚悟を明かした

「大変お世話になったヤクルト球団に対して恩返しをするチャンスをいただいた

日々勉強をしながら選手と共に成長し、人気のある強いチームを作りたい」という意志も力強く伝えた

今季は57勝79敗7分けでリーグ最下位を記録しており、再建には「全て」が強化点と位置付けられた

特に、投手陣では2年連続で規定投球回到達者がおらず、チーム防御率はリーグワーストである

また、主砲の村上選手がポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦する可能性が高く、「4番不在」をどう埋めるかも重要な課題となる

現役時代には「ブンブン丸」という愛称で親しまれ、通算304本塁打を放った池山氏は、2002年に引退した後、24年の時を経て監督として帰ってくることとなる

池山流の改革を進める中で、自己の経験から「対話」の重要性を強く感じているようである

「チームワークがヤクルトの強み」と語り、選手たちとの協力を重視する姿勢を見せた

「自分の力は微力だが、コーチやフロントと協力しながら強いチームを目指していきたい」とし、話し合いの大切さを改めて訴えた

池山監督の扉は常に開かれており、選手らに心を開いて対話を促すことで、よりわくわくする野球を展開していく意欲を示している

池山監督の就任発表では、個人的な感情と共にチームへの熱い思いが伝わってきました。選手との対話を大切にし、共に成長する姿勢は、とても良いアプローチだと思います。再建を掲げる彼の態度には期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 再建とは?:再建とは、失った成果や活力を取り戻すことを指し、特にチームスポーツでは、調子を崩したチームが再び強い状態へ戻すことを意味します。
  • 対話とは?:対話とは、人と人との間で行われるコミュニケーションのことで、意見や感情を交換し合うことを指します。特にチーム内では、信頼関係を築くために重要です。
  • 協力とは?:協力とは、複数の人が共通の目標に向かってお互いに助け合うことを指します。野球のチームでも、選手同士やコーチとの協力が勝利につながります。

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