リチャード選手は今季途中にソフトバンクから移籍し、自己最多の77試合に出場
さらに、初の2ケタとなる11本塁打を記録するなど、チームにおける長距離砲として存在感を示しました
この活躍により、ファンの期待も高まっています
対談中、高橋さんはリチャード選手の試合中の心境について尋ね、阿部監督は「彼にはルーティンがあるが、忘れやすいようで、時々『おい、もう忘れてるぞ』と声をかける」と、選手へのサポートについて語りました
選手が試合中に行うルーティンは、心を落ち着けたり集中力を高めたりするための一連の行動です
また、阿部監督はリチャード選手の打撃での悪癖についても触れ、「ストライクを見逃した際にクネクネしていると絶対にダメ」と指摘し、その理由を「集中力を欠くから」と説明しました
具体的には、「『さっきの打席はなんで打てなかったか知ってるか?またクネクネしていただろう
ああいうのはダメなんだ
とにかく集中しなさい』と伝えている」と打撃指導の様子を明かしました
さらに、9月27日のDeNA戦での出来事も取り上げられました
その試合でリチャード選手がバントの構えを見せたことに対し、阿部監督は「サインミスでしょうね」と答え、苦笑を浮かべました
リチャード選手には打撃に根付いた期待があり、監督は今後の成長を見守る意向を示しました
今回の対談では、リチャード選手の成長と阿部監督のサポート体制が明らかになりました。特に監督が試合中の選手の行動に気を配り、的確なアドバイスを行っている様子が印象的でした。選手同士のコミュニケーションも強化されているようで、今後のリチャード選手の成長が一層楽しみです。
キーワード解説
- ルーティンとは?試合前や試合中に選手が自分のパフォーマンスを最大限に発揮するための一連の行動や習慣のことです。
- 悪癖とは?選手が習慣的に行ってしまう良くない動きや行動のことです。これによりパフォーマンスが妨げられることもあります。
- サインミスとは?試合中に監督やコーチが選手に指示する際に、意図しない指示が伝わってしまうことを指します。

