プロ野球セ・クライマックスシリーズ第1戦、DeNAが巨人を迎え撃ち勝利

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◇セCSファーストステージ第1戦 巨人2―6DeNA(2025年10月11日 横浜)プロ野球の「2025 JERA クライマックスシリーズ(CS)セ」が11日に横浜スタジアムで開幕した

ファーストステージ(S)第1戦は、レギュラーシーズン3位の巨人が2位のDeNAに挑んだが、結果は2-6で巨人が黒星スタート

昨年に続く下克上優勝を狙うDeNAに対して、巨人は厳しいスタートとなった

巨人は次戦、12日の第2戦で敗北または引き分けの場合、早々とCS敗退が決まる

先発投手の山崎は、"ベイキラー"の名を持ち、過去に巨人打線を苦しめてきたが、今回もその力を見せつけた

試合は早くも2回に動き出す

山崎が左打者の筒香に対して高めに投じたスライダーを右翼スタンドへ運ばれ先制を許し、さらに3回には蝦名の左前適時打で2点目を失った

この回には、一塁でのけん制時にプロ初のボークを記録し、続く死球でピンチが続いた

2死一、三塁では筒香に内角高めの直球を打たれ、またしても失点を重ねる形に

巨人の打線も反撃を試みた

2回には岡本、岸田の連続四球、若林の犠打で一気に scoring position(得点圏)に進出したが、リチャードがポップフライに倒れ、吉川は申告敬遠されるなど、得点に結びつけられなかった

0-3の状況で迎えた4回には、若林が今季ポストシーズン初の安打となる2ランホームランを放ち、1点差に追い上げる

しかし、山崎が6回に再び筒香に外角高めの直球を捉えられ、6回5安打4失点でマウンドを降りた

8回、巨人は4番手の左腕・中川がピンチを招き降板

続く5番手の右腕・田中瑛が走者に本塁生還を許し、チームとしても劣勢を覆せなかった

試合から見れば、巨人はわずか2安打で10三振を喫することとなり、DeNAに主導権を握られたまま試合は終了した

今回の試合は、巨人にとって非常に厳しい結果となりました。特に、先発投手の山崎が筒香に2本のホームランを浴びたことが試合を決定づけたと言えるでしょう。また、打線がわずか2安打では勝利は難しいと言わざるを得ません。次の試合に向けてどのように立て直すのか、注目されます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?
  • 下克上とは?
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