巨人、クライマックスシリーズ初戦でDeNAに敗北 – 課題続く打線と投手陣の試練

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 巨人は11日に行われた「2025 JERA クライマックスシリーズ・セ」のファーストステージで、DeNAに2―6で敗れ、ファイナルステージ進出のための崖っぷちに立たされました

試合は横浜スタジアムで行われ、巨人は先発投手の山崎が筒香嘉智選手に2本のホームランを浴びるなど、投手陣が攻略されました

 山崎は、試合の3回に筒香に先制ソロを許し、その後も適時打を打たれて2失点

巨人は4回に若林の2ランホームランで1点差に迫りましたが、5回には再び筒香にソロホームランを浴び、得点差が広がりました

結果として、山崎は6回4失点で降板し、8回の救援投手・中川も2失点を喫しました

打線はその後、DeNA投手陣に抑え込まれ、大事な初戦を落とす結果となりました

 試合後、阿部慎之助監督は「流れをもってこれそうで持ってこられなかった」と振り返り、打線が要所で一打を放てなかった点を指摘しました

また、山崎については「なんとか粘って、だんだん良くなってきた感じがした」と評価し、投手陣のミスを指摘することを避けました

 阿部監督は次の試合に向けて、「もう1回勝つチャンスがある」と前向きな姿勢を見せ、「全員がブルペンを使うつもりでやります」と巻き返しを誓いました

ファイナルステージ進出のためには、その切り替えが求められます

今回の試合で巨人は、投手陣と打線の連携が課題として浮き彫りになりました。特に、筒香選手への対応が不十分だった点は今後の試合に向けて反省材料になるでしょう。阿部監督のリーダーシップも試されています。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:日本のプロ野球において、レギュラーシーズン終了後に行われるポストシーズンのトーナメントです。
  • 先制ソロとは?:試合の中で、1回の打席でピッチャーから放たれたボールを打ち返し、スタンドに届くホームランのことです。
  • 投手陣とは?:野球チームにおいて、ボールを投げる役割を持つ選手たちのことを指します。
  • ブルペンとは?:投手が出場する前に投球練習を行う場所を指し、試合中に救援投手が待機するエリアでもあります。

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