オリックス、パCS第1戦で日本ハムに零敗し崖っ縁へ
オリックスは10月11日、エスコンフィールドで行われたパシフィック・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦にて、日本ハムに0-2で敗れ、崖っ縁に追い込まれました試合は、オリックスが5回までに4度も得点圏に進出するものの、それぞれの好機を生かすことができず、その後は6回以降一人の走者も出せないという厳しい展開となりました
オリックスの先発投手、山下は力投を見せましたが、打線の援護が得られず苦しい結果となりました
試合後、岸田監督は「接戦になると思っていた
伊藤の真っすぐに打たされた感じがありました」と敗因を語り、唇をかんだ様子が印象的でした
オリックスの4安打はすべて単打に留まり、これまでパ・リーグのビジター球団の中で最多の16本塁打を記録していたチームが、この試合では得点能力を発揮できませんでした
5回無死一、二塁の場面では、3番の紅林が痛恨の遊ゴロ併殺打を記録
この瞬間、指揮官は「つながれば一気に流れを持ってこれた」と後悔の念を口にしました
オリックスはこのままでは終われず、10月12日に行われる第2戦には、エースである宮城を投入することが決定しました
宮城は「どのような展開でも、チームが勝つことだけを考えて全力を尽くします」と勝利への意気込みを語りました
オリックスがパリーグのクライマックスシリーズ第1戦で日本ハムに零敗したことは、チームにとって大きな試練となっています。特に、山下投手が力投を見せたものの打線が機能しなかった点が課題として浮き彫りになりました。次戦に向けてエース・宮城投手にかかる期待は大きく、彼がどれだけチームを救うことができるかが注目されます。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ(CS)とは?:日本のプロ野球で、リーグ優勝チームが日本一を目指すためのプレーオフ方式のこと。
- 得点圏とは?:野球で、走者が得点をあげられる可能性の高い塁(1塁または2塁)にいる状態のこと。
- 先発投手とは?:試合の初めに登板する投手のことで、チームの勝敗に大きな影響を与える重要な役割を持っている。

