セ・リーグチャンピオンシップ(CS)のファーストステージ第1戦で、敵地横浜スタジアムにて、DeNAに完敗を喫した
打線はわずか2安打、2得点に終わり、試合の流れをつかむことができなかった
試合後、阿部監督は「流れを持ってこられそうで、持ってこられなかった
いい形はつくったんだけれど」と戦況を振り返った
昨年もこの左腕ピッチャーに苦しむ巨人は、先制機を逃したことが痛手となった
連続四球と犠打により、2回1死二、三塁のチャンスを迎えたが、リチャードが二飛に倒れ、続く8番・吉川が申告敬遠を選択
その後、投手の山崎が空振り三振に終わり、得点の機会を自ら逃す格好となった
直後には、筒香選手に先制ホームランを許してしまった
0-3の4回には、6番・右翼でCS初出場の若林選手が左中間に2ランホームランを放ち、CS初安打が初アーチとなったものの、その後は安打も得点も続かず、試合の主導権をDeNAに握られた
なお、1~4番の上位打線は無安打に終わり、試合における攻撃力不足が露呈した
横浜スタジアムはDeNAファンで埋め尽くされる異様な雰囲気が広がり、巨人ファンの応援は左翼ポール際上部の限られたエリアに留まることとなった
崖っ縁の阿部監督は、「もう一回勝つチャンスがある
良かった選手も悪かった選手もしっかり反省して、明日に切り替えてやるだけ
ブルペンも全員使っていくつもりでやります」と気持ちを切り替えた
完全アウェーの状況を克服するため、一丸となって挑む必要がある
今回の試合では、巨人の打線が完全に抑えられたことが大きな影響を与えました。チャンスを生かせなかったことが敗因で、阿部監督のコメントにも反省の色が見られます。特に上位打線の無安打は痛手で、ゲームプランの見直しが必要かもしれません。今後の戦略が気になります。
キーワード解説
- セ・リーグチャンピオンシップ(CS)とは? 日本のプロ野球において、リーグのプレーオフ形式を指し、各リーグの優勝チームが日本シリーズ出場を懸けて争います。
- 阿部監督とは? 元プロ野球選手であり、現巨人の監督。選手時代は捕手として非常に高い評価を受け、指導者としてもチームを引っ張る役割を担っています。
- 連続四球とは? 相手投手が次々と四球(ボールで無料で出塁を許すこと)を投げること。攻撃側は得点のチャンスを広げるが、時には緊張やプレッシャーの影響で発生する。
- ホームランとは? 打者がボールをスタンドに打ち返し、塁を一周して得点するプレー。試合の流れを一気に変えることができる。

