「パーソル クライマックスシリーズ パ ファーストステージ」の初戦で、北海道日本ハムファイターズがオリックス・バファローズを2-0で下し、ファイナルステージ進出へ向けて大きな一歩を踏み出しました
試合は、3万4165人の観客が見守る中で行われ、ファイターズのエース伊藤大海がマウンドに立つ一方、オリックスは若き剛腕、山下舜平大が先発しました
早速、緊迫した戦いが展開されました
初回からの激しい攻防
伊藤は「初回から全開で」と語り、初回の立ち上がりを迎えました先頭バッターを打ち取ったものの、続くバッターからはヒットを許し、ピンチを迎えます
しかし、4番の中川を三振に仕留めて初回を無失点で切り抜けました
対するオリックスの山下も負けじと立ち上がりからエンジン全開
150キロ後半の速球と変化球で、先頭バッターを連続三振に斬ったものの、チーム初ヒットを浴びる場面も
緊迫した展開は続きました
ファイターズの反撃とエースの奮闘
試合が進む中、ファイターズ打線が2回表に反撃郡司裕也選手のバッティングで先制点を挙げ、その後も伊藤が力投を続け、両チームの緊張が続く中で試合が進みました
伊藤は5者連続三振を奪うなど圧巻のピッチングを披露し、試合の流れを引き寄せました
ホームランでリードを広げる
試合中盤では、郡司が豪快なソロホームランを放ち、ファイターズが2-0とリードを広げましたリードを死守するファイターズは、8回に田中正義が見事なリリーフを見せ、最終回には齋藤友貴哉が登板
最後のバッターを三振に仕留め、勝利を掴みました
選手・監督のコメント
試合後、万波選手は「数少ないチャンスになると思ってました」と振り返り、郡司選手も「打順は関係ない」と語り、チームの一体感が伺えました新庄監督は選手の成長に期待を寄せ、次戦への意気込みを語りました
ファイターズは12日の第2戦に勝利すると、ファイナルステージへの進出が決まります
この試合は、各選手の持てる力を最大限に発揮した素晴らしいものでした。伊藤選手の素晴らしいピッチング、郡司選手の打撃、両者の活躍がファイターズの勝利をもたらしました。次戦への期待が高まります。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？プロ野球のプレーオフ形式で、各リーグの上位チームが進出し、優勝を争います。
- エースとは？チームの中で最も能力が高い投手を指し、試合の勝利を大きく左右する重要な存在です。
- ソロホームランとは？打席の選手が一人で本塁打を放ち、得点を挙げることを指します。
