ロッテ西川選手、サブロー監督の指導で長打力の向上を目指す

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 ロッテの新人王候補である西川史礁外野手(22)は、今季の成績向上にサブロー新監督(49)の的確な指導が大きな影響を与えている

西川は今季序盤に不調に苦しんでいたが、2軍での調整を経て6月以降には安打を量産するようになった

その背景には、彼のスイングスピードを活かしたサブロー監督の指導があった

 サブロー監督は、彼の指導のテーマとして「詰まりを怖がるな」を掲げている

「詰まり」とは、バッティングにおいてボールがバットの中心から外れて当たることを指し、良い打球を打つためには避けるべき要素である

サブロー監督は、西川が卓越したスイングスピードを持つことに着目し、彼に適した打ち方を指導

これにより、西川は自信を持ってスイングできるようになり、成績の向上に繋がった

 監督就任会見でサブロー氏は、「西川は打てる選手であり、守れる選手でもある」と評価しつつ、来季の長打力の増加に期待を寄せた

今季の成績を見ると、西川は二塁打ではリーグトップの27本を記録したが、本塁打はわずか3本

監督は、これからの成長に不安を感じていない様子である

 シーズン中、サブロー監督は西川に対し、ボールを近いポイントで捉える打ち方を指導するため、何度もトスを上げてトレーニングを行った

この指導によって、西川は選球眼が向上し、打撃力がアップした

西川自身も、「手元で打つことで変化球の見極めがしやすくなった」と振り返っている

 サブロー監督は今後、秋春に「昭和流地獄のキャンプ」を課すことを予告しており、西川に対してもフィジカル面でのさらなる強化を求めている

「彼にもたくさん練習してもらいたい」との言葉が示すように、来季に向けての期待は高まる

西川選手の成長とサブロー監督の指導がどのように結びついているかを考えると、選手と監督の信頼関係が特に重要であることが分かります。サブロー監督が西川選手の特性を理解し、最適な指導を行ったことが、選手の成績向上に貢献しているのは明らかです。今後の彼の成長を見逃せません。
キーワード解説

  • スイングスピードとは?:バッティングにおけるバットの振り上げから振り下ろしまでの速度を指し、速ければ速いほどボールを早く捉えることができる。
  • 詰まりとは?:バットの芯から外れてボールが当たることを指し、良い打球を打つためにはなるべく避けるべき状況である。
  • フィジカルとは?:身体的な能力やコンディションのことを指し、アスリートとしての体力や筋力の向上が重要である。

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