このように、プレーオフやCSの歴史において、初回に両チームが5点以上を得点したのは史上初の出来事です
試合開始からわずか数分で、巨人がDeNAの先発投手、ジャクソンから先頭打者の佐々木がホームランを放つと、中山が続いて3ランホームランを打ち、戸郷が5点目を奪う適時打を放ちました
この時、横浜スタジアムは360度青一色の巨人ファンの声で沈黙
しかし、このリードは長続きせず、DeNAの佐野が2ランホームランを放ち、石上の3ランが続くことで試合は振り出しに戻りました
この独特の初回の点の取り合いには、多くのSNSユーザーが驚きを鑑み「何が起こった?」「目を離した隙に…エグい」「ハマスタに行きたかった!」といった反応を示しました
SNS上では、この目の離せない攻防をリアルタイムで追いかけられなかったファンの声が多く見られました
なお、パ・リーグのCS第2戦も序盤から点の取り合いが続いており、3位のオリックスが2回に先制した後、日本ハムが同点に追いつくなど、試合は白熱しています
前日の第1戦では、セ・パどちらもシーズン2位チームが勝利を収め、DeNAと日本ハムは引き分け以上でファイナルステージへの進出が決まります
プレーオフ、CSでの初回5得点以上の履歴
| 年度 | リーグ | 試合名 | 得点 | 対戦チーム |
|---|---|---|---|---|
| 1974年 | パ | プレーオフ② | 5点 | ロッテVS阪急 |
| 2007年 | セ | CSファーストS② | 5点 | 中日VS阪神 |
| 2009年 | セ | CSセカンドS① | 5点 | 中日VS巨人 |
| 2016年 | セ | CSファイナルS④ | 6点 | 広島VSDeNA |
| 2018年 | パ | CSファーストS① | 5点 | ソフトバンクVS日本ハム |
| 2025年 | セ | CSファーストS② | 5点 | 巨人VSDeNA |
| 2025年 | セ | CSファーストS② | 5点 | DeNAVS巨人 |
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンに行われるトーナメント方式の試合で、来季の日本シリーズ進出をかけた戦いを繰り広げます。
- プレーオフとは?シーズン終了後に行われる試合で、勝ち残ったチームが日本一を決定するためのトーナメント形式の試合です。
- ホームランとは?打者がバットでボールを打って、フェンスを越えた打球のことで、得点を直接得られる大きなプレーです。
- 適時打とは?打者がタイムリーな場面でヒットを打ち、塁上の走者が得点をすることを指します。

