金村の146キロツーシームが左手首付近に直撃
2025年10月12日、エスコンフィールドで行われた日本ハム対オリックスのクライマックスシリーズファーストの第2戦において、オリックスの杉本裕太郎外野手が衝撃的な事故に見舞われた杉本は「4番・右翼」として出場し、試合は4-3でリードしている場面で迎えた6回無死一塁の場面で、金村が投げた146キロのツーシームが左手首付近に直撃した
ツーシームとは、ボールを投げる際に、指をボールの側面にかけて投げることで、変化球としての軌道を持つ特性を持つ球種である
そのため、打者によく見えない弾道で来ることが多い
杉本は大きな叫び声をあげて倒れ込み、痛みの表情を見せた
球場はその瞬間、観客の悲鳴で満たされた
一度ベンチに下がった杉本だったが、右手にテーピングを巻いて再びグラウンドへ復帰し、球場は安心の歓声に変わった
この日の試合では、2回の初打席で左中間へ先制ソロを放つなど、絶好調だった杉本
3回の第2打席は遊ゴロに終わったが、打席前の段階で彼の打率は.400に達しており、そのパフォーマンスが期待されていた
杉本裕太郎選手が死球により痛みに苦しみながらも再びプレーする姿は、彼のプロ精神を感じさせます。しかし、選手の健康状態が最優先であるため、今後の治療や回復状況が気がかりです。
キーワード解説
- ツーシームとは?投手が指をボールの側面にかけて投げることで変化を持つ球種で、打者にとっては投球の軌道を予想しにくくします。
- 死球とは?バッターが投球を打つのではなく、投球を受けて体の一部に当たることを指し、これにより打者は一塁へ進む権利を得ます。

