この結果、13日に行われる次戦で引き分け以上の成績となれば、2季ぶりに28回目の優勝が決まる
さらに、2回戦で敗れても大阪産業大学が敗れると天理大の優勝が確定することになる
一方、天理大が敗れ、大阪産業大が勝利した場合はプレーオフに突入する
この日の試合では、天理大が0-2で迎えた5回裏に試合が動いた
まず、四球と送りバント、ヒットを重ねて1死一、三塁の絶好のチャンスをつくり出した
続いて9番・福島暖也(2年・鳴門渦潮)がセーフティースクイズを決め、1点差に迫る
このプレイは投手の動きを誘発し、続いて1番・杉下海生(4年・天理)も左前ヒットを放ち、1死満塁のチャンスが生まれた
ここで2番・小池倖史郎(4年・箕島)が初球を見事に打ち返し、打球は右翼手の頭を越え、3者が生還する逆転三塁打となった
「手応えはありました
早いカウントから打っていこうと思っていました」と、試合後のインタビューで小池は振り返った
春季リーグでは打率が0.172だったが、秋季リーグでは無安打の試合が1試合だけで絶好調を維持しており、現在は打率4割を超えている
首位打者の称号も見えてきた
「そうですね、少しは意識しますが、それよりまず勝って優勝を決めたい」と、学生最後のシーズンを迎えた小池の意気込みは強い
最終戦でも快音を響かせる姿が期待される
今回の試合は天理大学にとって非常に重要な意味を持っていました。逆転勝利を収めたことで、優勝に大きく近づいたと言えます。選手たちの活躍もさることながら、戦略的なプレーやチームワークも効果を発揮しました。特に小池選手の逆転三塁打は、試合の流れを一変させる大きな要因でした。
キーワード解説
- 逆転三塁打とは?
- セーフティースクイズとは?
- 打率とは?

