中川皓太、驚異の粘りに屈し四球を与えたクライマックスシリーズでの投球

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆2025 JERA クライマックスシリーズ セ・ファーストステージ 第1戦 DeNA―巨人(12日・横浜)この日、巨人の中川皓太投手が登板したのは、試合が5―5で迎えた7回のことである

中川投手は5番手としてマウンドに上がり、先頭打者の石上を空振り三振に切り取った

しかし、続く8番バッター林琢真との対決では、場内が緊張感に包まれ、異様な雰囲気が漂った

林との勝負は、カウントが2―2となり、ここから中川は140キロ台中盤の直球とシュートで攻め続けたが、林はなんと7球連続でファウルを打ち返してきた

4度目のフルカウントに達した後も、林は打席での粘りを見せ、再び6球連続でファウルを打ち続けた

この驚異的な打席に、思わずマウンド上の中川も苦笑いを浮かべる場面も見られた

結局、中川は19球の死闘の末、初めて投じたスライダーが外れ、四球を与える結果となった

この四球で、彼の登板は終了

悔しさをのぞかせる表情でマウンドを降りた

試合後半では、大勢投手が救援するものの、無失点で抑えて後続を断った

一方中川は、11日の第1戦では8回から登場し、無死満塁のピンチを招いてしまい、結局1死も奪えず降板

しかしながら、その後、田中瑛斗が適時打や犠飛を浴びて失点したため、結果的には中川の厳しい状況が目立った

中川投手の粘り強い投球にも関わらず、林選手の驚異的な打撃力に屈した姿が印象的だ。特に、選手同士の息詰まる攻防は野球の醍醐味であり、試合を盛り上げる要素になっていた。同時にチームとしての勢いがどのように試合に影響するのか、引き続き注目したい。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?日本プロ野球のポストシーズンにあたる、優勝チームを決定するためのトーナメント形式のシリーズです。
  • 四球とは?投手がストライクゾーンの外にボールを投げた結果、打者がボールを打たずに四球(ウォーク)になることを指します。
  • ファウルとは?打者がボールを打ったが、ファウルラインの外に飛んだり、ボールが地面に触れた後に挙げられる球を指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。