ソフトバンク松本晴、クライマックスシリーズに向けた準備を強調

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◆ソフトバンク全体練習(12日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクの松本晴投手(24)が、短期決戦のジョーカー役に名乗りを上げた

本拠地で実戦形式のライブBPにおいて、2イニングを想定した登板を行った

松本投手は「全体的な変化球と真っすぐをゾーン内に投げることを意識した

クライマックスシリーズ(CS)には100%の状態で持っていけるように」と力を込め、シーズン終盤の重要な役割を担うことを明言した

今年度のリーグ戦では、松本投手は開幕時は中継ぎの役割を果たしていたが、5月下旬からは先発ローテーションに組み込まれることとなった

シーズンの終盤には再び中継ぎに転向し、ロングリリーフでの貢献も行った

彼は「言われたところでいくだけなので

走者がいる場面でいくことも多くなると思う

今日はそういう想定もして、走者がいるときでも自分のピッチングをすることに集中してやっていきたい」と準備の重要性を強調した

松本投手は、9月18日の日本ハムとの直接対決で、序盤のピンチを抑える役割を果たし、10月3日のオリックス戦でも難しい場面で登板し火消しに成功した

彼は「CSでは本当に1点もやれないという緊張感があると思う

いつ出ても自分の100%を出せるようにブルペンから準備したい」と述べた

短期決戦においては、先発投手が崩れた場合に即座に交代し、第2先発の役割を担う可能性も高く、長いイニングを投げることができる左腕の存在はチームにとって重要である

「(ギアを)上げていきたいですね

昨年の日本シリーズでは緊張のあまり余裕がなかった

今年は1年間1軍で戦ったことで、相手打者を見る余裕も生まれた

緊張感を感じながら投げられたらいい」とCSと日本シリーズに向けた意気込みを語った

松本晴投手のインタビューを通じて見えるのは、彼が短期決戦に向けた準備をしっかりと行っている姿勢です。特に、緊張感の中で自分のパフォーマンスを発揮することに重きを置いている点は、若手選手としての成長を感じさせます。今シーズンの彼の活躍が、チームにとってどれだけ重要になるかが注目されます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球で行われる短期決戦で、リーグ優勝チームが日本シリーズ出場権を争うトーナメント方式のこと。
  • ライブBPとは?実戦形式の練習の一つで、投手が打者に対して実際に投球を行うことで、試合に近い状況を味わうことができる練習のこと。
  • 中継ぎとは?試合中に先発投手に代わって登板し、試合をつなぐ役割の投手のこと。
  • ロングリリーフとは?中継ぎ投手が長いイニングを投げることを指し、通常の中継ぎよりも多くのイニングを任されることが多い。

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