試合は、巨人が序盤から打線の猛攻を見せました
今シリーズ初出場となった1番・佐々木選手は、Denaの先発・ジャクソン投手から先頭打者ホームランを放ち、いきなり先制点を奪います
続く中山選手も右翼席へ3ランを放ち、巨人は計5点のリードを築きました
しかし、先発の戸郷投手が期待に応えられず、5点のリードを守れなかったのです
戸郷投手は、1死二塁の場面で佐野選手に甘く入った直球を打たれ、2ランホームランを被弾しました
さらに、その後に石上選手に左翼ポール際へ3ランを打たれ、瞬く間にリードが消えてしまいました
戸郷投手は3回で6安打5失点という結果で降板を余儀なくされました
試合は初回だけで両チーム合計4本の本塁打が生まれ、39分間の攻防が繰り広げられました
その後、巨人は投手陣を細かく継投し、特に7回にはセットアッパーの大勢投手と8回には守護神・マルティネス投手を起用するなどして、Denaの打線に追加点を許さない粘りを見せました
延長11回には佐々木選手の適時内野安打で勝ち越しに成功しましたが、直後に林選手に同点打を許し、更に蝦名選手にサヨナラ打を浴びてしまったのです
この結果、巨人は2連敗を喫し、ファイナルS進出を逃したのです
今回の試合は、巨人が素晴らしいスタートを切ったものの、エースの戸郷選手の乱調が響き、逆転負けを喫したという結果になりました。特に、エースとして期待されていた戸郷選手の投球が、試合の流れを大きく変えた印象があります。投手陣の継投戦略が功を奏した場面もありましたが、最後の部分でのミスが痛手となり、ファイナルS進出を逃すのは非常に残念です。
キーワード解説
- エースとは?エースとは、チームの中で最も頼りにされる投手のことを指します。通常、エースは最も質の高い投球をする選手として位置づけられています。
- 本塁打とは?本塁打とは、バッターが打ったボールがフェンスを越え、自身が一周することで得点できることを言います。試合の流れを大きく変えることが可能なプレーです。
- セットアッパーとは?セットアッパーとは、試合の終盤に重要な局面で登場し、リードを守る役割を担う投手のことです。主に8回を担当します。
- 守護神とは?守護神とは、ゲームの最後に登板し、勝ちを守るために責任を果たすクローザー投手のことを指します。

