巨人、CSファーストステージで逆転サヨナラ負け マルティネスは好投も光らず

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◇セCSファーストステージ第2戦 巨人6―7DeNA(2025年10月12日 横浜)巨人のライデル・マルティネス投手(29=キューバ)は来日9年目にしてポストシーズン(PS)初登板を果たしました

登板したのは8回途中からで、彼は1回2/3を投げ、打者6人を無安打無失点に抑える素晴らしい投球を見せました

しかし、チームは延長11回にDeNAに逆転サヨナラ負けを喫し、これによりクライマックスシリーズ(CS)敗退が決まりました

試合は7回途中から始まり、6番手の大勢投手が先頭打者の蝦名選手に振り逃げを許した後、さらに一塁けん制球の悪送球が影響し、無死二塁のピンチを迎えました

桑原選手に初球から献上した犠打で得点圏に進まれ、佐野選手には3ボール1ストライクに追い込まれたところで、阿部監督は申告敬遠を指示

この1死一、三塁の状況で守護神・マルティネスがマウンドに送り込まれ、外野をシャッフルして守備を固めました

マルティネスは、筒香選手を155キロの直球で空振り三振に仕留めた後、初球がリプレー検証で死球となる場面もありましたが、その後も山本選手を遊ゴロに打ち取るなど無失点で抑えました

そして迎えた9回は3者凡退に抑え、試合は5―5のまま延長戦に突入しました

セ・リーグでは、レギュラーシーズンで最多タイの46セーブ(3勝2敗3ホールド)を挙げ、昨季まで同じチームメートであった松山晋也投手(25)とセーブ王の称号を分け合いました

今年のCSファーストステージでは大勢投手と共に3連投の覚悟を持って臨む予定でしたが、前日の初戦を2―6で落としたため、残念ながらその機会は訪れませんでした

加えて、マルティネスの誕生日に意義ある登板が実現しなかったことはファンにとっても残念な出来事でした

この試合は、巨人にとって波乱の展開となりました。マルティネス投手の好投は印象的でしたが、チーム全体の士気や守備のミスが影響し、悔しい敗北を喫しました。特に、選手の成長や新たな戦力の発掘が必要な状況です。
キーワード解説

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