オリックス、痛恨の逆転負け 日本ハムとの激闘振り返る
◇パCSファーストステージ第2戦 オリックス4-5日本ハム(2025年10月12日 エスコンF)オリックス・バファローズが日本ハムファイターズとのパシフィックリーグクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦で、逆転負けを喫した試合は、オリックスが序盤からリードを握る展開だったが、終盤の継投が裏目に出てしまった
オリックスは、先発投手の宮城大弥が3回までに5安打を許し、3失点
これを受けて、監督の岸田は4回からリリーフとして九里亜蓮を投入
九里は「リリーフ」としては珍しく、先発要員からの登板だったにもかかわらず、4イニングを無失点に抑える見事な投球を見せた
しかし、8回には連投の岩崎がピンチを招き、2死一、二塁からレイエスに逆転適時打を許してしまった
試合後、岸田監督は「宮城も完調でない中で投げなければならなかったが、九里を投入することで打線の変化を狙った
日本ハムとの実力差は少しあったかもしれないが、埋められないことはないと思っている」とコメント
この反省をもとに、来季に向けた意気込みを示した
また、選手たちも悔しさをにじませた
紅林選手は3回に3ランホームランを放つも「負けてしまえば価値がない」と悔しさを語り、宮城選手は「状態は悪くなかったが、甘い球を投げてしまった」と反省を述べた
九里選手は「ゼロで抑えるつもりでマウンドに上がった」と、プレッシャーの中でのパフォーマンスに自信を見せた
今回の試合では、オリックスが序盤にリードしたものの、終盤の継投ミスが目立ちました。監督や選手たちの発言から、次への意気込みが伺えます。来季に向けた教訓を得られたことで、オリックスのさらなる成長が期待されます。
キーワード解説
- パシフィックリーグクライマックスシリーズ(CS)とは?:日本のプロ野球のプレーオフ制度で、各リーグの上位チームが優勝を争う戦いを指します。
- 継投とは?:試合の進行中に投手を交代させることを意味します。状況に応じて新しい投手を投入し、試合の流れを変えようとします。
- リリーフとは?:試合の途中から登板する投手のことを指します。一般的に先発投手が投げ切れない場合に交代する役割を担います。

