広島・田村俊介、打撃改造に挑む – 来季への意気込みと取り組み

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広島・田村俊介外野手、打撃改造に挑む – 新シーズンに向けた姿勢とは

広島・田村俊介外野手(22歳)が、来季に向けた新たな打撃の土台づくりに取り組んでいることを明らかにした

田村は今シーズン、5月中旬に出場選手登録を外れ、その後は2軍での生活を余儀なくされた

そうした状況の中で、彼は自身のプレーを振り返り、悔しさをバネに1からの再出発を目指している

田村は「何をやってもうまくいかなかった」と今季を振り返る

シーズン序盤、4月5日の横浜DeNAベイスターズ戦ではプロ初本塁打となるサヨナラ本塁打を放ち、一時は7試合連続安打を記録していたものの、その後は打撃が急激に下降し、5月12日には登録を外れることとなった

その後も2軍では打率・219、1本塁打、20打点という成績に終わるなど、納得のいく結果を残せなかった

現在、田村は宮崎での秋季キャンプに参加しており、福地2軍ヘッド兼打撃・走塁コーチや新井良太2軍打撃コーチと共に、自身の打撃フォームを改善するためのトレーニングに励んでいる

田村は「軸となる部分がないまま、いろいろ試しすぎた」と反省し、まずは打撃の基本に立ち返ることを決意した

課題の克服に向けた具体的なアプローチ

田村は、特に以下の二点に分けて課題克服に取り組んでいる

第一に、打撃時に右肩が内側に入り込む癖について、グリップ位置を体の正面に設定し無駄な反動を排除すること

また、第二に、下半身の動きでは右足を上げる際に膝が投手側に向いてしまう癖を修正し、体の開きが早くなるのを防ぐための練習を行っている

「いい方向に進んでいると感じている

余分な動きが出ないよう意識して取り組んでいる」と田村は自身の取り組みについて語っている

また、福地コーチからは「彼には期待しているので、飛び抜けていってほしい」という言葉を受け、さらなる向上心を膨らませている

来季へ向けて、田村は「打撃が結果を出せないと利用されない」とし、今後のアピールに努めることを誓った

再びチャンスを掴むため、彼の努力は続いていく

広島・田村俊介外野手が新たなシーズンに向けて打撃改造に取り組んでいることは、彼の成長や向上心を示しています。プレーが思うようにいかない中で自分を見つめ直し、新たなスタートを切ろうとする姿勢は、同じ立場にいる選手たちにも良い刺激になるのではないでしょうか。特に、基本に立ち返ることの重要性を再認識するきっかけとなるでしょう。
キーワード解説

  • 打撃の土台 – プレーヤーが基本的なスイングや技術を再構築することを指し、成功するための基盤作りのこと。
  • グリップ – バットを握る部分。適切な位置に置くことでスイングの精度が向上します。
  • 軸 – スイングの中心となる部分。ここが不安定だと打球がうまく飛ばない原因となります。

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