阪神・石井大智がシート打撃で失点も気持ちは前向き、CSファイナルステージに向けて準備万全

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阪神タイガースは12日、甲子園球場にて全体練習を行い、雨の中で石井大智投手(28)がシート打撃に登板しました

彼は2安打を許し、1失点を喫しましたが、これは4月4日の巨人戦以来、〝50イニングぶりの失点〟です

石井は次回の試合に向け、気持ちを切り替えています

この日はファーストステージを勝ち上がった2位のDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに備えた練習でした

シート打撃では、初めに佐藤輝を一ゴロ、近本を遊ゴロに仕留めて2アウトを奪いましたが、その後の小幡選手に右前打を許し、続くラモン・ヘルナンデス選手には変化球を右中間フェンス手前まで運ばれることに

石井は4月4日以来の失点を喫しましたが、その後の木浪選手を二ゴロに仕留め、降板しました

今シーズン、石井は53試合に登板し、防御率0.17を記録

当時、NPB新記録を樹立し、49イニング連続無失点の球団記録を更新した彼にとって、この1失点は厄払いとも言えるものでした

シーズン中は「記録が途切れてもいいと思ったこともあった」と振り返る彼にとって、重荷が少し軽くなったかもしれません

シート打撃を振り返り、佐藤は「すごく丁寧に低めに投げていたし、やっぱりいいピッチャーでしたね

味方でよかったです」と称賛

また、藤川監督は「マウンド慣れなので大丈夫です」と冷静に石井を評価しました

この日は石井も納得の表情でクラブハウスへ引き揚げ、CSファイナルステージに向けた準備を進めています

次戦では、通常通りの投球で0に抑えることを目標にしている石井選手

疲れを微塵にも見せず、試合に挑む姿勢が印象的でした

石井大智選手がシート打撃で失点したにもかかわらず、冷静に次の試合に向かう姿勢が印象的です。雨の中にも関わらず、チーム全体の戦闘態勢が整い、優勝を目指す姿勢が伺えました。これからのCSファイナルステージでの活躍が期待されます。
キーワード解説

  • シート打撃とは?:シート打撃は、ピッチャーが実戦に近い形で投球を行う練習方法で、打者が適宜ボールを打つことで、ピッチングの感触を試すことができます。
  • 防御率とは?:防御率は、ピッチャーが被打点の少なさを示す指標で、1イニングごとに与える失点の平均を表しています。
  • クライマックスシリーズとは?:クライマックスシリーズは、プロ野球のプレーオフ制度で、レギュラーシーズンの結果に基づいて戦うトーナメント形式の試合です。

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