台鋼ホークス・呉念庭が台湾プロ野球で首位打者に輝く

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

台鋼ホークスの呉念庭が台湾プロ野球で首位打者の栄冠を獲得

2025年10月6日、台湾プロ野球(CPBL)のレギュラーシーズンが終了し、台鋼ホークスの呉念庭内野手が首位打者に輝く嬉しいニュースが飛び込んできました

呉選手は西武から母国にカムバックして2年目

今シーズン、打率.328という素晴らしい成績を残しました

彼の好調の背景には、新しい環境への適応、さらにはバットや打撃フォームに対する徹底的な改善があったといいます

呉選手は2023年オフに「台湾で主力として家族や友人の前でプレーしたい」との思いから西武を退団し、台鋼ホークスに入団しました

涙を流しながらの会見が印象的でした

その後、彼はシーズン途中にチームに合流したものの、8月の試合中に守備で打球を顔面に受けて大怪我を負い、一時離脱を余儀なくされました

台湾での1年目は満足な結果を残せなかったものの、今年はチームキャンプから参加できたため、リズムも取りやすく、安定したパフォーマンスを発揮できたと語っています

打撃面での改善も目を見張るものがあります

呉選手は「魚雷バット」という新しいバットを使用し始めてから、バットスピードが上がり、ボールの軌道が明確に決まるようになり、好成績に結びついたと話しています

このバットの使用により、彼は自信を持ちながらプレーできているとのことです

また、今季からは背番号を「67」から西武時代の「39」に変更

これはプロ入り以来、彼にとって特別な番号であり、その番号を通じてファンとの繋がりも感じているようです

日本での長いキャリアが、自身の成長を支えたとも振り返り、ライオンズとの絆を再確認しています

加えて、彼は台湾でも日本のプロ野球をフォローしており、特に古巣・西武の試合を欠かさず見るようです

「15年も日本に住んでいましたが、日本が本当に好きです

オフになったら必ず訪れたいと思っています」と語り、懐かしい味の「丸亀製麺」にも恋しさを見せました

32歳の彼は、日本で培った技術と経験を活かして、母国で新たな打撃スタイルを確立し、見事に首位打者という栄冠を手にしました

呉念庭選手の母国での活躍は、多くのファンにとって嬉しいニュースです。彼は日本での経験を生かして、台湾のプロ野球でも成功を収めました。今後も彼の成績やプレーを応援したいと思います。
キーワード解説

  • 首位打者とは?:打率が最も高い選手に与えられるタイトルで、チームやリーグにおける打撃力を示す重要な指標となります。
  • バットスピードとは?:バットがボールに接触する瞬間の速さを指し、これが速いとボールを遠くに飛ばすことが可能になります。
  • 打撃フォームとは?:バッターがボールを打つ際の構えやスイングの動き方を表し、効果的な打撃を行うためには理想的なフォームが重要です。
  • 台湾プロ野球(CPBL)とは?:台湾で行われているプロ野球リーグで、野球人気の高い地域として知られています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。