藤川球児監督が全体練習前に、最速161キロを誇る若手右腕、工藤泰成投手(23)のライブBP(実戦形式の打撃練習)登板を課すなど、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに向けた準備を整えていることを確認した
準備万端な阪神、クライマックスシリーズに向けての意気込み
藤川監督は「準備が整った」と自信を見せるCSファイナルステージでは、15日に横浜DeNAベイスターズと対戦予定
監督は「良い準備ができる」と語り、選手たちに万全の体制を維持させている
ライブBPで若手の活躍を見せる工藤
午後4時、全体練習開始の1時間前には、工藤選手に特訓が課されたハートウィグ選手の故障で中継ぎ投手としての重要性が増す中、工藤選手は若手打者相手にライブBPを実施し、安打性の打球は許さなかった
藤川監督はネット裏から工藤の投球を見守り、その後の面談でさらなる指導を行った
工藤の成長と今後の期待
工藤選手は今年開幕直前に育成選手から支配下選手へと昇格し、18試合に登板して防御率3.31を記録するなど、着実な成長を遂げている藤川監督は「メンバー入りの可能性もある」とし、短期決戦での活躍に期待をかけている
監督の言葉と選手の反応
工藤選手は、監督から「キャッチャーミットを狙うだけでなく、その後ろに突き抜けるボールを投げるイメージを持て」とのアドバイスを受けたことを振り返った少しでもチームに貢献するため、日々努力していく姿勢を示している
阪神タイガースの藤川監督が情熱を持って監督業にあたる中、若手投手工藤選手の成長に注目が集まっています。これからのクライマックスシリーズでは、彼の力強いボールが試合を左右するかもしれません。チーム全体が士気を高め、万全の準備で挑む姿勢は、ファンにとっても期待感を抱かせるものです。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは? - プロ野球シーズンの終了後に行われる、トップクラスのチーム同士が対決するプレイオフのことを指します。
- ライブBPとは? - バッティング練習を実戦形式で行うことで、ピッチャーが投球し、バッターが打席に立つことで、まさに試合さながらの練習のことです。
- 中継ぎとは? - 投手が試合中の状況に応じて登板する役割で、先発投手の後に出てゲームを締める重要なポジションのことです。

