このニュースは、多くのファンや関係者に衝撃を与えました
長野選手は、2009年に社会人野球チームのホンダからドラフト1位で巨人に入団し、プロデビュー年から外野のレギュラーとして128試合に出場
この年に打率.288、52打点、19本塁打を記録し、新人王に輝きました
その後も、11年には打率.316を記録して首位打者を獲得、12年にはリーグ最多安打に輝くなど華々しい成績を残しました
数々のタイトルを獲得
長野選手は11年からの3年間で、これに加えベストナインとゴールデングラブ賞も受賞しており、その実力は証明されています彼は2018年オフにFAで巨人に移籍した丸佳浩選手の人的補償として広島にトレードされましたが、23年に再び巨人に戻り、今季にはプロ通算1500安打を達成しました
最後のシーズン
しかし、今季は出場機会が減少し、1軍には17試合しか出場できず、打率は僅か.136と残念な成績でした7月21日の阪神戦に出場した際には一安打を記録しましたが、同月29日に登録抹消となり、その後は1軍でも出場チャンスに恵まれませんでした
クライマックスシリーズ(CS)では、ファーストステージ第2戦に一度登録されたものの、出場することはありませんでした
人柄と人望
長野選手はその温厚な性格と気遣いの人として知られ、若手選手へのアドバイスも惜しまず、チームの和を重んじる姿勢が多くの選手から信頼を得ていました特に外国人選手がチームに馴染むよう、通訳を伴わずに食事を共にするなど、チームをまとめる役割も果たしていました
プロ16年のキャリアの中で、多くのファンや選手、報道陣から愛された長野久義選手の引退は、プロ野球界にとってひとつの時代の終わりを意味する出来事となりました
選手プロフィール
- 長野 久義
- 生年月日:1984年12月6日(40歳)
- ポジション:外野手
- 投打:右投右打
- 身長:180cm
- 体重:85kg
- 経歴:筑陽学園高校〜日本大学〜ホンダ〜巨人(2010〜2018年)〜広島(2019〜2022年)〜巨人(2023年〜)
キーワード解説
- 新人王とは?:プロ野球において、最も優れたルーキー選手に贈られる賞で、初年度の成績で選ばれます。
- 首位打者とは?:リーグ内で最も高い打率を記録した選手に贈られるタイトルです。
- ベストナインとは?:各ポジションで最も優秀な選手に選ばれる年間の栄誉ある称号です。
- ゴールデングラブ賞とは?:守備の守備力が高い選手に贈られる賞で、守備面での評価が反映されます。

