花園大・藤原聡大がドラフト会議前の最終登板で好投、スカウトも高評価

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◆京滋大学秋季リーグ 最終節1回戦 佛教大2―1花園大(14日・カローラ滋賀はちまんスタジアム)ドラフト会議での上位指名が予想される花園大学の右腕、藤原聡大(4年・水口)が、佛教大学との試合に先発し、3回を投げて1安打無失点、さらに3奪三振を記録しました

藤原投手は、最速156キロという球速を誇る選手であり、その実力は多くのスカウトから注目されています

試合は藤原選手が初回に中前安打を許したものの、続く打者を三振に抑え、高橋直希捕手(1年・近江)が盗塁を阻止するなど、無失点で切り抜けました

2回には1死から四球を与えましたが、後続を三ゴロと中飛に打ち取る粘りを見せました

3回には二ゴロと中飛で2死を奪い、最後は155キロの速球で左飛に仕留めました

試合会場には11球団32人のNPB(日本プロ野球)スカウトが集い、観戦していました

その中で巨人の榑松スカウトディレクターは、藤原選手のリリースの安定性とコントロールの良さを高く評価し、「意図したピッチングをしている印象を受けた」とコメントしました

このリーグ戦では佛教大学の優勝がすでに決まっており、藤原選手にとってこの試合が大学野球でのラスト登板となりました

試合後、藤原選手は「最後のマウンドでの感情が寂しさとして湧いてきました」と述べ、ドラフト会議に向けての気持ちについても「不安とドキドキ、楽しみが入り交じっています

できることはやり切ったので、良い縁に恵まれるのを待つだけです」と語りました

藤原聡大選手の投球内容は力強く、特にスカウトからの評価も高いことから、彼のプロ入りが期待されます。大学野球の最終登板でのパフォーマンスは、将来的にどのような影響を与えるか注目されます。
キーワード解説

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