日本ハム、ドラフト指名候補を発表 一段と注目される北海道出身選手たち

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日本ハムは14日、東京都内のホテルでスカウト会議を開催し、今秋のプロ野球ドラフトに向けた指名候補110人を確認しました

この会議では、指名順位付けは行わなかったものの、特に注目された選手として創価大学の立石正広内野手、健大高崎の石垣元気投手が挙げられました

今年のドラフトの特徴として、北海道出身の選手が多く、候補者の約1割にあたる10人が含まれています

栗山英樹チーフベースボールオフィサー(CBO)は、石垣選手に加え、仙台大学の平川、東洋大学の宮下、中京大学の秋山、北海学園大学の工藤選手らの名前を挙げ、「北海道の選手たちが本当にトップレベルのところに駆け上がっている

ファイターズが北海道に行ったことで貢献できているのであれば、本当にうれしいこと」と喜びを語りました

中でも、俊足強肩の外野手でスイッチヒッターの仙台大学・平川蓮選手(札幌国際情報出身)は、その評価を高めています

栗山CBOは、平川選手が13、14日の東北福祉大学戦で左右両打席で本塁打を放ったことに言及し、「ホームランが打てるスイッチヒッターの登場は非常に良いこと」と期待感を示しました

平川選手は、名門・北海高校出身の平川敦監督を父に持ち、「子どもが成長するというのは、監督も喜ばれているだろう」と語りました

一方、スタンフォード大学の佐々木麟太郎内野手については、大渕スカウト部長が「今日は全然話に出ない」と発言し、「リストには入っていない」と慎重な姿勢を見せました

情報が入手できない現状に対しては、今後の状況を見守る必要があるとのことです

今回のスカウト会議では、多くの北海道出身選手が注目されており、栗山CBOがその成長を喜んでいることが伝わってきます。特に平川選手の活躍は、出身校の名門としての誇りを感じさせるものであり、今後のドラフトに向けた期待が高まります。
キーワード解説

  • プロ野球ドラフトとは?プロ野球ドラフトは、プロ野球チームが選手を指名するイベントで、各チームが新たに契約する選手を選ぶために行われます。
  • スカウトとは?スカウトは、選手の能力を評価し、チームにとっての有望な人材を見つける役割を担う人たちのことです。
  • スイッチヒッターとは?スイッチヒッターは、右打席と左打席両方で打つことができる選手のことを指します。特にこの能力は、ピッチャーによって有利な打席を選ぶことができるため、非常に価値があります。

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