巨人・山瀬捕手がフェニックス・リーグで勝負強さを発揮、長野氏の激励が力に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人7―2ソフトバンク(14日・サンマリン宮崎) 巨人の山瀬慎之助捕手(24)が、みやざきフェニックス・リーグのソフトバンク戦での活躍を通じてその勝負強さを証明しました

14日の試合では、2本の適時打を放ち、チームの勝利に大きく貢献しました

特に、試合の2回、2死一、二塁の場面でフルカウントから中前に詰まった打球を運び、チームに重要な一点をもたらしました

山瀬選手は試合後、「(状態は)あまりよくはないんですけど、追い込まれてから『無欲テキサス』という感じでいっています」とコメント

この「無欲テキサス」とは、特に打者がフルカウントに追い込まれた際に、強い打ち気を持たずにしっかりとボールを見極めることを指しています

詰まって落ちるテキサスヒットも有効な戦略として活用しています

今季、山瀬選手は2軍で打率3割2厘という好成績を維持していましたが、なかなか1軍昇格のチャンスが訪れませんでした

しかし、彼はその間も諦めず努力を続け、勇気づけられたのは、最近引退を発表した長野氏の言葉でした

「(1軍に)上がるかもしれないタイミングで他の人が上がった時に、長野さんは寄り添ってくれた

『絶対次が来るから頑張っとけよ』って、励みになるような言葉をかけてくれました」と、長野氏の支えが心の支えになったと振り返ります

山瀬選手は、今季の最終戦でプロ初安打および初打点を記録しました

このように、山瀬選手の努力が実を結びつつある中で、長野選手の背中を追う姿勢はチームの一体感を高める要素となっています

この記事からは、若手選手の努力と成長、そして先輩選手のサポートがどれほど重要であるかを実感させられます。山瀬選手の言葉から、スポーツの世界においては技術だけでなく、メンタルの強さも大切であることが伺えます。今後の彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 無欲テキサスとは? - これは打者がフルカウントなどの厳しい状況で、強気にならず冷静にボールを見極める打撃スタイルを指します。
  • テキサスヒットとは? - 打球が弱いものの内野を抜けてヒットになった場合、特に詰まった打球を意味します。これは時に有効なヒッティングの方法とされます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。