巨人・阿部監督がシーズン総括を報告、来季に向けた課題とメンタルケアへの期待を語る

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東京都大手町で行われた記者会見にて、読売ジャイアンツの阿部慎之助監督が15日、山口寿一オーナーに今シーズンの終了を報告しました

報告の中で、阿部監督はいくつかの課題を洗い出し、来季へ向けた意気込みを明らかにしました

今季の振り返りと来季に向けた課題

阿部監督は、昨シーズンのリーグ優勝を超える日本一を目指していたものの、今季はリーグ3位にとどまったと説明しました

特に指摘したのは先発投手の問題で、今年の完投勝利は赤星優志投手による1勝のみ

このことから、阿部監督は「完投能力がある投手が少ない

そういう指導もしっかりしていきます」と強調しました

メンタルケアの重要性

報告の中で、山口オーナーからはニューヨーク・ヤンキースの取り組みについても言及がありました

特に、メンタルケアを重視しているという点が挙げられ、阿部監督は「ジャッジ選手も良くなったみたい」とコメント

SNS等での誹謗中傷が選手に影響を与える中、球団が選手を守るための対策を期待していると語りました

秋季練習の計画

シーズン報告とは別に、今秋の練習計画についても触れ、阿部監督は「ジャイアンツタウン(スタジアム)とジャイアンツ球場の室内を使って行う」と説明しました

また、宮崎での合宿には行かず、地元での強化を図る意向を示し、効率的な練習を心がけることを強調しました

今シーズンの巨人はリーグ3位に終わったものの、阿部監督は問題点の把握と改善の意志を示しています。また、メンタルケアの強化にも期待を寄せており、来シーズンへの準備をしっかり行う姿勢が見受けられます。これにより、選手たちのパフォーマンスが向上することが期待されます。
キーワード解説

  • 完投とは?:完投とは、投手が試合の全てのイニングを投げきることを指し、チームにとって非常に重要な能力です。
  • メンタルケアとは?:選手の精神的なサポートを行うこと。競技スポーツでは心の健康もパフォーマンスに大きな影響を与えるため、これが重要視されています。

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