このトレーニングには、昨季限りで現役を引退した前ソフトバンクの和田毅氏(43)や同じチームの富田蓮投手(23)が参加しました
大竹は、22年の現役ドラフトで阪神に加入以降、1年目から2年連続で2桁勝利を挙げており、その実績をもとに今季の目標を「15勝以上」と掲げています
和田氏のエールと意気込み
和田氏は、大竹に対して「15勝以上を目指してほしい」とエールを送り、2年連続で12勝、11勝を挙げた大竹には十分な下積みがあると励ましましたその言葉を受けた大竹は、自身の成長を信じる姿勢を示し、「無理な数字ではない」と意気込みを語りました
「昨年も“あそこで粘れたら勝てた”という試合がいくつもあった」と振り返りながら、さらなる飛躍を目指す考えを明らかにしました
新たなトレーニングアプローチ
今季の目標達成に向けてのキーは「気合」と大竹は語りますシーズン中には、5種類以上のトレーニング道具を使って理論的な体の動かし方を追求していますが、和田氏から受けたアドバイスに驚いた様子も見られました
「最後は力を振り絞る」という和田氏の言葉は、効率を重視する理論派にとっては意外なものでした
大竹は、「昨季は自分の中で勝ちを求めるための最低限を設定していたが、最後まで諦めずにプレーすることが重要」と気づきました
15勝への挑戦と歴史的快挙
大竹がもし15勝に到達すれば、阪神においては2005年の下柳剛投手以来の快挙であり、また加入初年度から3年連続の2桁勝利を達成すれば、76~79年の江本孟紀、79~83年の小林繁に続く歴史的な記録となります大竹は、「3年続けられない選手も多いが、自分は3年目にキャリアハイを達成したい」と強い決意を表明しました
43歳まで現役を続けた和田氏を超えるために、気合を入れてシーズンに臨むと述べました
大竹選手が目指す「15勝以上」という数字は、阪神において非常に重要な意味を持っています。和田氏からの指令やアドバイスを受け入れ、気合を入れて練習に励む姿勢は、今後のシーズンに期待が持てます。特に、これまでの経験を基に挑戦する姿は、多くのファンにとって励みになるでしょう。
キーワード解説
- 自主トレとは?:選手自身が自主的に行うトレーニングのこと。チームの練習に参加しなくても、個々の目標に向かって練習します。
- 2桁勝利とは?:1シーズンで10勝以上を挙げることを指し、投手としての実力を示す一つの指標です。
- 下積みとは?:スポーツや仕事などで、基礎的な技術や経験を積むことを指します。
- 気合とは?:精神的な集中や強い意志を持って物事に臨むことを意味します。