阪神タイガースの関連記事

阪神・大竹、和田氏からの「15勝以上」指令に挑む
20年ぶりの快挙達成を目指す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神タイガースの大竹耕太郎投手(29)は、2025年1月14日に長崎市で行われた自主トレーニングを公開しました

このトレーニングには、昨季限りで現役を引退した前ソフトバンクの和田毅氏(43)や同じチームの富田蓮投手(23)が参加しました

大竹は、22年の現役ドラフトで阪神に加入以降、1年目から2年連続で2桁勝利を挙げており、その実績をもとに今季の目標を「15勝以上」と掲げています

和田氏のエールと意気込み

和田氏は、大竹に対して「15勝以上を目指してほしい」とエールを送り、2年連続で12勝、11勝を挙げた大竹には十分な下積みがあると励ましました

その言葉を受けた大竹は、自身の成長を信じる姿勢を示し、「無理な数字ではない」と意気込みを語りました

「昨年も“あそこで粘れたら勝てた”という試合がいくつもあった」と振り返りながら、さらなる飛躍を目指す考えを明らかにしました

新たなトレーニングアプローチ

今季の目標達成に向けてのキーは「気合」と大竹は語ります

シーズン中には、5種類以上のトレーニング道具を使って理論的な体の動かし方を追求していますが、和田氏から受けたアドバイスに驚いた様子も見られました

「最後は力を振り絞る」という和田氏の言葉は、効率を重視する理論派にとっては意外なものでした

大竹は、「昨季は自分の中で勝ちを求めるための最低限を設定していたが、最後まで諦めずにプレーすることが重要」と気づきました

15勝への挑戦と歴史的快挙

大竹がもし15勝に到達すれば、阪神においては2005年の下柳剛投手以来の快挙であり、また加入初年度から3年連続の2桁勝利を達成すれば、76~79年の江本孟紀、79~83年の小林繁に続く歴史的な記録となります

大竹は、「3年続けられない選手も多いが、自分は3年目にキャリアハイを達成したい」と強い決意を表明しました

43歳まで現役を続けた和田氏を超えるために、気合を入れてシーズンに臨むと述べました

大竹選手が目指す「15勝以上」という数字は、阪神において非常に重要な意味を持っています。和田氏からの指令やアドバイスを受け入れ、気合を入れて練習に励む姿勢は、今後のシーズンに期待が持てます。特に、これまでの経験を基に挑戦する姿は、多くのファンにとって励みになるでしょう。
キーワード解説

  • 自主トレとは?:選手自身が自主的に行うトレーニングのこと。チームの練習に参加しなくても、個々の目標に向かって練習します。
  • 2桁勝利とは?:1シーズンで10勝以上を挙げることを指し、投手としての実力を示す一つの指標です。
  • 下積みとは?:スポーツや仕事などで、基礎的な技術や経験を積むことを指します。
  • 気合とは?:精神的な集中や強い意志を持って物事に臨むことを意味します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。